行雲流水 -3957ページ目

時間的距離

今日は3日ぶりに関東に戻って参りました。まだ今日は宵々山ですが、綺麗にありました。京都から新横浜まででしたけど、ずいぶん早いですね「のぞみ」で2時間足らず、2時間有れば、千葉の実家まで帰れてしまいます。「のぞみ」に自由席がない時代に京都東京間は2時間40分くらいかかった気がします。その時代から考えれば20分は短縮しています。どんどん日本国内の都市間の時間的距離が縮まっています。東海道を各駅停車でいくと接続待ちを含めて12時間くらいかかったような気がします。過去の失敗談として学生の時の夏休み、しかも盆明けに自転車を担いで近畿地方でほぼ1周して買えるときに質素に各駅停車を使って帰ってくるときに、朝5時くらいの京都発に乗って、米原、大垣と乗り換えて自転車を脇にかかえたまま車中で寝てしまい、気が付けば朝8時付近で名古屋のラッシュのなか自転車もって顰蹙かう人間が一人。。。


江戸時代を考えれば日本橋から三条大橋まで100里近くあったはずで、弥次さん喜多さんや高山彦九郎のように長い月日をかけて歩いてきくるのが当たり前でしたが、いまや2時間です。

便利になった反面、景色を楽しんだりする余裕がなくなったと思います。また時間の流れが早すぎて、昔ほど一つのことを深く考えはしなくなったとも言われます。


仕事等ではよほどの離島でないかぎり、どの地域でも日帰り出張ができる状態、新幹線の中でちょっとパソコンを開いてメールの確認をしてみたら、もう次の駅みたいなこともあると思います。世の中の時間の流れや時間的距離が短くなるなかで、自分らしい個性のある「時間の使い方」をいてみたいと思います。リニアモーターカーなんてできたらどうなっちゃうのでしょうか?

まさか

東山はその名の通り山のふもとですから、坂道ばかり知恩院に行く時も男坂と女坂を登っていきますし、有名な清水寺も一念坂、二年坂、三年(三寧)坂というものもあります。峠もそうですが、上るのは確かに大変で疲れますが、むしろ下り坂の方が滑ったり転がったりしたら大怪我するので、精神的に疲れるのではないかなぁと思います。人生の上り坂、下り坂も似たようなことがいえるのかなぁと山登りしながら考えてました。運気が登り坂の時のミスは多少のことは取り返せるけれども、運気が下り坂の時には注意しないと全体に影響してしまうというような、そして不確定さをどのように処理するかで運気が変わるのが「まさか」だと思います。


今日は東山

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今日はブラブラと東山の散策です。今八坂神社を越えて知恩院に来ています。あまり修学旅行の学生さんをみかけません。この時期は少ないのかな?
写真は昨日の蓮の花