アナザーストーリー
先週の金曜日にぼんやりTVを見ていた(半分寝ていた)ところ
必殺シリーズのテーマ曲を聴き目が覚めました。
安保闘争などが終ったあとの70年代の時代劇論議でした。
内容をこれにするとはNHKも攻めるね。
70年代の時代劇は従来からあった水戸黄門や大岡越前などの
勧善懲悪マンネリ時代劇に対抗して企画されました。
大映スタッフによるの木枯らし紋次郎の大ヒットに始まり
松竹スタッフの必殺仕掛人というのが分かりやすく説明されていました。
あの時代だからヒットしたんだろうというプロデューサーや思想家の
コメントが響きます。
コンプライアンスでガチガチに固められた現代では
どれも放送できない御蔵入り作品がどうしても増えてしまう。
それでも面白かったと、私はDVDなどを見ても思います。
規則や規律でしばられると、独創性まで失われ
なんとも、どれも一緒の番組しかできてこない気がします。
そういう意味では70年代の時代劇は輝いているなぁ
同じように考えると、今後日本でブレークするものは
どんなものになるのでしょうか。