○保育園時代○
物心がつきはじめ最初の集団生活が始まりました。
保育園時代は母と離れ難くてよく泣いていた記憶があります💦
友達は皆面白くいい子たち。身体のことで嫌な思いをしたこともあまり無かったと記憶しています。
そして、この頃よく聴こえてきた音楽はTKsoundでした。
いまでもたくさん聴いてます。
私のエンタメの原点。
○小学校時代○
ここで初めて自分が障害者であることを思い知らされ、様々な困難にぶつかりました。
無邪気な子供故の言葉の数々に苦しみ、周りの子と同じように出来ない自分自身に苦しみました。
どんなときも、「強くなれ」と厳しく育ててくれた両親には、今振り返れば感謝しかありません。
そして小学5年生の夏。
私の人生を変える1つ目の転機が訪れました。
3ヶ月間学校を休み、足の手術をすることになったのです。
その頃は学校🏫が大好きだったので、随分と駄々を捏ねた自分を思い出します笑
自分と同じような境遇の子たちがいる療育施設に入所し、衣食住を共にしながらリハビリの毎日。
最初は環境に慣れずホームシックになっていました。
でも時の経過と共に、同部屋の子達のお世話係となり、皆んなで励まし合い支え合い、気がつけば和気あいあいと楽しい毎日を過ごしていました。
そしてその時初めて、「自分だけが辛いわけじゃない」「私も誰かの役に立つことができる」
そんな感情が生まれました。
当然、この3ヶ月の日々においても音楽は常に私のそばに寄り添ってくれていました。
いくつものカセットテープに、めいっぱいの素敵な大好きな音楽を録音して眠れない夜にウォークマンでこっそり聴く。
音楽の魅力の一つは、「自分が主人公になれる」ことだと思います。
その時の気持ちに何も言わずに寄り添ってくれる。
そんな温かさに幾度となく救われました。
この時、まだ漠然とですが、「音楽で人を元気にしたい」「音楽の、エンターテインメントの力を伝える仕事がしたい」と初めて強く思ったことをおぼえています。
とにかく流行りのJPOPをたくさん聴いて、お小遣いで好きなアーティストのCDを買って。
少しませた小生意気な小学生だったかもしれません😂
▶︎第2章へ続く