あぁ~・・・あたし何してるんだろー。


 航ちゃん、きっと変に思ってるよなぁ・・・。


 彩乃は一時間目の授業中、ずっと今朝の事を考えていた。


 ちょっとあれは態度に出しすぎた・・・かな?


 なんて、今頃思ったって遅いに決まってる。


 そんなことを考えていると、コツンと後頭部に何かが当たった。


 (何だ~・・?)


 先生が黒板に字を書いているときを見計らって、


 さっとイスの下に転がった“それ”を拾った。


 拾ってみると、それは小さく丸まった紙くずだった。


 その紙くずを音をたてないように広げてみると、


 そこには見慣れた字。


 『何さっきからボーっとしてんの-??


 いつでも相談乗るよ♪     By.麻奈美☆』


 麻奈美・・・。


 後ろを振り返ると、麻奈美がこちらを見てピースサインを送っている。



 麻奈美は幼稚園から幼馴染で、


 中学卒業後も、たまたま同じ高校を志望し、


 ふたりとも無事合格。


 今では同じクラスで大の仲良し。


 お互いの恋愛トークだってよくする。


 彩乃と航のことも、もちろん知っている。


 彩乃と航の恋は立場上、何かと悩み事も絶えない。


 そういうとき、麻奈美はいつも相談に乗ってくれた。


 麻奈美はいつも彩乃のことを理解してくれた。


 かけがえのない存在のひとりである。


 

 彩乃は次の休み時間に麻奈美に


 今悩んでることを打ち明けることにした。




 ありがとう


 その言葉を口にするのは簡単だけど


 それを伝えるのは決して簡単じゃない


 だけど


 恥ずかしがらないで


 もっと素直になって


 そしたらきっと


 きっと強い自分が見つかるから


 頑張ろう


 

       - つ づ く -


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 チッチッチッ・・・・


 その真っ暗な部屋には時計の針が


 動く音だけが静かに響いている。


 彩乃はベッドの中で、航が入浴中に


 訪ねてきた女の人のことを思い出していた。


 笑顔がひまわりのように明るく輝いていて、とても優しそうな人だった。


 彩乃の頭の中では、プレゼントをあげたとき航が言ってくれた、


 『大好き』という言葉がぼんやりと浮かび上がっていた。


 もしあの女の人が航と特別な関係があったら・・・


 と考えるだけで頭がごちゃごちゃになってくる。


 航ちゃん・・・


 あの言葉はうそだったの・・・?


 大好きって言葉はうそだったの・・・?


 ぎゅっと目を瞑って、溢れそうになる涙をこらえる。


 どうしよう・・・。


 彩乃はその晩、


 そのことばかりを考えてしまって一睡もすることができなかった。




 「おっはよ~あや!!」


 「あ・・おはよう。」


 「?」


 翌朝、彩乃はいつものように航に接することができなかった。


 それに気がついた航は不思議に思ったが、


 勘違いだと、すぐにその考えを消す。


 「あや、今日早く帰って来いよ。


 昨日のお礼にどっか食いに行こうぜ。おごるよ。」


 航がニコニコと彩乃に話しかける。


 しかし・・・。


 「ごめん・・今日は友達と約束があって・・・。」


 「・・そっか!じゃあまた明日とか・・・」


 「ごめんもう行かなきゃ。朝ごはんも作ってあるから。」


 彩乃は航の話を遮るように言うと、さっさと鞄を持って家を出てしまった。


 「なんだよあいつ・・・。」


 そんな彩乃の姿を見て、航はボソッとつぶやいた。




 航ちゃん、あたし・・・


 最低なのかな


 あたしはどうしたらいいんだろう


 まだ決まったわけじゃない


 わかってる


 わかってるけど


 でもね、器用じゃないあたしは


 そうするしかなかったんだよ・・・



    - つ づ く -



 こんばんわ(´-ω-`)


 そしてお久しぶりですリボン


 この前、漫画を描いている友達に


 一緒に作品を応募してみないかって言われました(・∀・)


 それは漫画とか小説とか詩とかいろいろ応募できるんですが


 私も前から応募とか興味があって♪


 なので、応募してみることにしました。


 今、新しい小説を書いているところですウインク


 こっちの小説もちゃんと書くようにするので


 応援よろしくお願いします♪


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 「あーや!!何さっきからボーっとしてんだよ~。」


 航が突然、考え事をしているようにボーっとしている彩乃に


 後ろから抱きついた。


 「あぁ・・何でもないよ。」


 「ホントかよ?」


 「うん」と笑って彩乃は航の腕からスルリと抜けた。


 そして、


 「今日はもう疲れちゃったから部屋戻って寝るね。おやすみ。」


 そう言って航の返事も聞かずに階段を上っていった。


 あや・・・。


 航は何で彩乃の様子が変なのかわかっていた。


 さっきの彩乃が言っていた女の人・・・。


 もしかして町田かな・・・。


 航は心の中でつぶやいた。


 ♪~~♪~♪~♪~~♪


 すると、テーブルの上に置いておいた


 自分の携帯の着信メロディーが鳴った。


 メールだ。


 ん?


 誰からだろ?


 『町田 美里《マチダ ミサト》』


 携帯の画面に送ってきた相手の名前が記されていた。


 町田・・・。


 『よっ(*・∀・)ノ


 誕生日おめでとうッ(*$vω0喜*)♪


 さっき家行ったんだけど妹さん出てきた∑(0∀0*)


 可愛いね~


 あ、誕生日プレゼント今度渡すね』


 町田 美里。


 航と同じ学年、同じクラス。


 活発でクラスの中でも中心的人物になるくらい人気者。


 そして、航とはクラスの中でも仲良しな女の子。


 今のメールでわかった。


 さっき彩乃が言っていた女の人というのは美里で、


 誕生日プレゼントを持ってくるためにうちに来た。


 彩乃の様子が変だったのもきっと動揺していたから。


 これですべてが繋がった。


 あや・・勘違いしてるのかな・・。


 航はそう思いながらも、


 彩乃の部屋に向かうことはできなかった。



   - つ づ く -



 どもひよこ


 こんな時間まで起きてるバカですサボテン


 眠いですぐぅぐぅ


 とゆーことで寝ますですゆず


 

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