黒子のバスケlove♡ -13ページ目

黒子のバスケlove♡

小説なのに、不良!?しかも不良どうしが恋愛して・・。

キャッキャウフフな訳ですよ。

作者は相変わらずアニメとニコ動オタクです。

75話 「めそめそすんな!!」



昨日、怒った修真を追いかけた時の話だ。

「お前、バスケやりたかったんじゃねぇの?」

「・・・別に」

「1回って言ってるんだからさ。いいじゃん。」

「バスケは楽しむもの。なのに、俺がいると楽しくない。・・・それだけだから」

あの台詞、どういう意味なのか。

信吾に聞いても分からなかった。



放課後、いつもの広場に行くと、小学生にバスケを教えている修真がいた。

「兄ちゃん、もっかいやって!」

「うん」

コートの半分くらいから投げたボールは綺麗にゴールに入る。

「すっげえ!!」

「もう5時だけど、帰らなくていいの?」

「あ~。うん、帰るね。じゃあまた明日!」

なんと微笑ましいんだ・・・

小学生が去った後、ドリブルをしながらコートの端まで走り、ボールをくっと高く上げる。

勢い良く飛んでいくボールは、ゴールに触れるが外れてしまった。

何か呟いているように見えるが、この場所では聞き取れない。

その時、後ろに気配を感じた。

「何してるんですか?」

信吾と修真の妹の、美奈ちゃんだっけ。

「いや、ちょっと修真がな。」

「ですよね。とりあえず、今ぼやいてる事はこの盗聴器で聞きますか。」

実の兄に何してるんだよ!

『俺だってバスケしたいけど、絶対周りが迷惑だろな・・・

今の身長じゃガードされたらすぐに負ける。・・・だとしたらやっぱりこのシュート決めないとっ・・!』

ひたすらボールを投げ続ける。

「お兄ちゃん、やる気になったんだね」

修真・・・!

数分した後、相当疲れたのかその場に転がる。

「お疲れっ」

「準太!?・・・どこから沸いてきたんだよ」

びっくりしたのかすぐに立ち上がる。

「試合出るのか?」

「・・・できる限りの事を尽くしたいだけ」

「いいじゃんか!」

美高も喜ぶかもな。

頑張れよ、修真!