パリファッションウィーク再開! イザベル・マランのショーで80年代フル充電!
U5月のブログ以来、お久しぶりです! 5月中旬、フランスロックダウン解除してから、撮影の仕事が立て続けに入って、お話したい事いっぱいあったのに、パソコンに向かう意欲がなくなってしまってました 一時日本へ帰国して、自粛モードだったにもかかわらず。。。反省しております。今後、たまったお話アップしてゆきますので、読んでくださってる方、今後もよろしくお願いしますコロナ状況で6月のパリファッションウィークはキャンセル。第2波と言われている今、海外からのモデル、ジャーナリスト、セレブ、その他の関係者や観客が数少ない中、プレタポルテ、春夏2021年度のパリファッションウィークは(9月28〜10月6日)開催されました。 前回のシーズンから、ネット上でコレクションを発表する方法に切り替えたメゾン(ブランド)が多いのですが、今回は約80メゾンの中、エルメス、バルマン、ディオール、シャネルなど、15件ほどのメゾンが、観客を招いたショーを開催。ネット配信含む全てのショーを見たい方、ここからhttps://parisfashionweek.fhcm.paris/fr/calendrier/私は毎回フランス人ヘアスタイリスト、ダミアン・ボワシノーのメインチームとして参加させていただいてます。今回彼のショーはシャネルとイザベル・マラン。イザベル・マランのショー会場は、パリ中心の1区、ルーブル美術館近くの、パレ・ロワイヤル広場にて開催。 今回は男女含むモデル31名、ダンサー30名。夜8時開催のショーなので、ヘアメイクチームは5時間前にスタンバイ。イザベル・マランは90年代(私がパリに住み始めた頃!)其の頃ファッション界では少なかった、パリの多国籍カルチャーやストリートファッションを讃えるようなコレクションを発表し、若手デザイナーとして注目された。その頃、黒人やアジア系の一般人をモデルに作品を着せた宣伝が印象的だった。今、ハイクラスブランドとして世界中で人気だけど、彼女の作る服は、その頃のエネルギーを忘れてない。ディスコ世代を思い出す光沢のある素材、肩パット、逆三角形のシルエットなど、80〜90年代の要素が多く現れる。バックステージ(楽屋)はいつも慌ただしいけど、この活気はロックダウン以来の久々にいい感じ。半年ほど顔を合わせてなかった外国からのヘアスタイリスト達との顔合わせも嬉しい。チーフヘアスタイリストのダミアンロング、セミロングの髪にムースで質感をつけ、太いカールアイロンでうねりを軽く付けた、クールな女性のヘアスタイル。イザベルの服を着る人は、80〜90年代にいたような、昼も夜も颯爽と都会を歩く、自由で強く、カッコイイ女性達なのです。フェイス・シールドとマスク着用は義務ずけ!!これで仕事は苦しいですイザベルのショーは本番に近づくにつれ、テンション上昇ダンサー達、モデル達のボルテージは満タン。毎回このショーでは、80年代を謳歌し、現在まで自分の夢を育ててきたデザイナーイザベルさんの力強いハピネス・シャワーを振りかけられる。夜も更け、ライトアップされた広々としたパレ・ロワイヤル広場でショーはスタート。ダンサー達によるエネルギッシュなパフォーマンスは、コロナの状況の不安や不自由さを吹き飛ばし、次の時代へ進もうよ!と伝えるようだった。ショー全体は、イザベル・マランのウエブサイトで見てくださいね。Isabel Marantオンラインストア - ウェア、シューズ、アクセサリーIsabel Marantの公式Eストアでメンズ&レディースウェア、シューズ、アクセサリーの限定ラインをチェック。安心のお支払いシステムでショッピングをお楽しみください。www.isabelmarant.comhttps://www.isabelmarant.com/jp