昨日、1月31日の現地時間早朝にジョン・ウェットンさんが他界されました。
享年67歳。

この方も癌でした。
治療のために今年の春にエイジアが参加することになっていた Cruse To The Edge とジャーニーとのジョイント北米ツアーに不参加であることが先日発表され、自身のツイッターに投稿していた結婚式の時の写真も別人のように痩せてしまって病状が心配されていました。

ウェットンさんの活動は、最近ではキング・クリムゾンやUKよりもエイジアの方が広く知られているようですが、今日の記事では敢てクリムゾンのREDに収録されている「スターレス」をシェアします。その理由の一つには、私の好きな曲だからということもあるのですが、悲しみを帯びたメロディーとStarless=星すらも無い暗黒=かつての憧れのロック「スター」が次々と失われる現実というイメージから選びました。

それにしても、2015年にはクリス・スクワイア、2016年にはグレッグ・レイク、そして2ヶ月も経っていませんが、2017年にはジョン・ウェットンと、プログレの偉大なベーシストが立て続けに旅立ってしまったのは、一つの時代の終わりというか世代交代の時期なのかなぁという気がして寂しさを感じずにはいられません。

ご冥福をお祈りいたします。

RIP Mr. John Wetton...

UKファイナルツアー最終日のチケット



演奏中は写真厳禁だったので、感動の余韻が残る終演後のステージ