【映画感想】『PSYCHO-PASS sinners of the system』 | 雪花の風、月日の独奏

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うおおお、めっちゃ見たかったんで、ありがたい!

以下、各章ごとの簡易感想。

 

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3篇の中では一番話運びがシンプル。これまで『PSYCHO-PASS』シリーズを見たことがなかった人でも分かる構成になってる。

2期見てた頃のほど霜月監視官に苛立たなくなったのは、こちら側がある程度彼女に感情移入できるようになったからだろうか。

 

ギノさんファンの我輩は、当然ギノさんの一挙手一投足に全神経を集中させておりやしたよ。

どんどんとっつあんに似てくるなあ…ギノさん。

トレンチコート着て、義手装着してる姿だけで泣けてくるのに、言動がますます父親に似てきて二重の涙。

しかし、片腕サイボーグという設定になったことと、一係に女性面子が増えたことで専らドッグファイト担当に。

本来のギノさんって頭脳労働担当なはずずなのに、執行官になっても相変わらずの貧乏くじなのでした。

 

 

 

 

ストーリーは、須郷さんが執行官になるまでの経緯とCase.3への前振り。

本田貴子さん演じる花城さんがカッコいい。外画の女優さんみたいだ。

 

そして。

 

とっつああーーーーーーーーーん!!

 

とっつああん!とっつああん!とっつああーーーーーーーーーん!

 

とっつあんこと征陸さん再登場で、とっつあんファンの我輩大喜び。

好きなんだよ、征陸親子。1期では狡嚙VS槙島とは違ったヒューマンドラマを見せていただきました。

奥さんまで登場するとは思わなかった。

そうか、奥さんは沖縄の人だったのか。確かに「宜野座」って沖縄っぽい響き。

心神喪失状態で物言わぬ奥さんに再会して、訥々と告げるのが捜査の進捗状況って、とっつあんは、本当に根っからの仕事人間なんだなあ。

 

一方、黙って母親に会いに行かれたことでぶち切れる息子・ギノさん。

Case.1で「ギノさん成長したな…」と感慨に耽った直後に、反抗期真っ最中のギノさんを見せられ、全力で吹いた(笑)

改めて視聴すると、1期の時間軸のギノさんってこんなに大人げなかったんだ。

一周回って微笑ましい。

 

幕切れはちょっと苦め。一番『PSYCHO-PASS』らしい引きかも知れない。

あ、久しぶりに縢くんの「コウちゃーん」が聴けて、少しほっこりした。

 

 

 

 

チベットで傭兵。紛争勃発。ラスボスが磯部勉。

 

なにこの男の趣味100%で作られたアニメ(褒め言葉

 

狡噛さん、警察官よりも傭兵やってる方がよっぽどしっくり来てる…。

 

 

花城さん、Case.2だけのゲストキャラかと思いきや、指名手配犯として日本社会から追われた狡噛さんを連れ戻しに来たのでびっくり。

外務省で一体何をさせるつもりなんだ。

そして、復讐を願う少女に対して復讐の虚しさを説く狡噛さん。

相変わらず思考が読みにくい人なので、幻想の槙島さんと対峙して何を得たのかは不明。

でも、その幻想は、彼に帰国を決意させるには十分だった模様。

 

幻想でも、槙島さんの存在感は相変わらずだな。

ここ十年、ノンフィクションで彼を超える悪(とも断言しがたい)にはお目にかかれてないぞ。

それぐらい彼の設定と存在は強烈だった。

虚淵謹製・黒い正義と白い悪の対比は見事。

 

出番は少なかったけど、高木渉さん演じるゲストキャラが良い味を出してました。

高木さんのキャラが悪人のわけがない(ドヤ

 

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よし!劇場版も見たことだし、『PSYCHO-PASS 3』の視聴行くか!!