『DAIROKU:AYAKASHIMORI』大団円ルート感想(ネタバレあり) | 雪花の風、月日の独奏

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長らく放置していた大団円ルートの感想ができあがりました!!。

……え?ツイッターでつぶやいた内容の流用が多い?
気にしない気にしない!ノープロブレム!!

とにもかくにも、この大団円ルートの感想を持って
 

私の

 

ダイロクに

 

対する愛が

 

形をなすのです!!(謎の使命感)


それでは、今回も箇条書き形式で膨大な量の感想&ツッコミ、いっくよー!!

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★概要

 

・共通ルートでの伏線が回収されるルート。
・公式の推奨√が比良→白月→悪虂→湫→季継→大団円だったのがここにきて分かる。
・季継√までが大団円に至るまでの壮大な序章。
・比良→白月までがホップ、悪虂→湫までがステップ、季継がジャンプ。
・季継√ラストでほぼネタバレ解禁。
・季継√ラストの玉藻姉との会話を見ると、共通√で玉藻姉が季継に放った「おぬしは本当に探し物が下手なんじゃのう」というセリフが壮大な嫌味だったということに気づかされる。
・だって、傍流の血筋、目の前にいるのに気づいてないから。


・そも、共通ルートの皓鵺の「気づく者は気づくのでな」というセリフが
「しのちゃんが傍流の血筋である」ことを指すのは勘のいいプレイヤーなら分かる。
・湫√で大蛇さんもほのめかしてた。鋭い人は分かる。
・弟と現世で買い物してる時の瀬見季継が最高に気持ち悪くて、正直引いた。
・それでも私は瀬見季継ファンです。さーくーら舞い散りぬるをー♪

・本ルートだけ、エンディングが単体。選択肢はあるが、展開に影響を及ぼさない。

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★√終わっての率直な感想



いや、ほんとソレな。


・騒動の一端を担った内部犯との対峙までは緊迫した状態が続いてたのに。

 

 

 

「必ず幸せにしてやるから、こちらに来い!」

・湫が出てきた途端、膝がガクーーーッとなった。

・腕に力が入らなくなった。頬の筋肉も緩みっぱなし。
・湫……、お前の癒しオーラ、ホントすごいなー…。
・そして、それをさりげなーくたしなめる大蛇さんも平常運転。
・誰か止めてー、この二人だけの世界で完結してるボケツッコミコンビー。

 






・八雲君、大団円√でとうとう男らしく告白したのに、金華ちゃんに微塵も伝わってない。

・そういうとこが八雲君らしくて笑えると言うか、泣けると言うか。

・金華ちゃん、告白を受けて否定も肯定もしてない。でもスルーもしてない。
・なんだろう…嫌われてないけど、好かれてもない、かといって足蹴にされてるわけでもない。

・この八雲君と金華ちゃんの微妙な関係性が大好きなんですが。


・大団円でしのちゃんが室長の違和感に気づくきっかけが細かすぎる。
・ポイントは、言い回し。
・偽物は「何か用かな?」というセリフを「”なんか”用かな?」と言ってる。

・本当の室長だったら絶対「”なにか”用かな?」
「内緒にしてくれよ」も季継パイセン相手なら分かるけど、しのちゃん相手なら「内緒にしてくれないかな」だよな。

 


・季継が総務部のサポートを褒めたたえる場面が好き。
・公式ツイッターでも室長の小噺で、事務方のみなさんの大変さは語られている。

 


・現世時間で昼の12時。
・妖守シフト早番の15:00-24:00を現世の9:00-18:00勤務と仮定すると、現世とサクラタニの時差は6時間。
・つまり、昼の12時=朝の6時。
・遅番の退勤時間は朝3:00なので、事務方のみなさん、3時間も残業…。
・これを鑑みると、大団円ルートの季継の台詞が身に染みるわ。




 

・せっかく攻略対象たちの真の姿がお目見なのに、数秒で終わり…だと…。

・真打ちBGMの「サクラタニ」まで出てきたのに!?そりゃないぜ!

 

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★まとめ

 

・大団円√もその他の√同様、ツッコミどころ満載。

・でも、それすらも計算して作られてるような気がしてならない。
・プレイヤーがもっと掘り下げてほしいと思う部分を敢えてスルーしてる感じ。
・どの√も「他の人を頼ることを覚えよう」「人も妖もそう変わらない」という主張は一貫してる。

・つまり『DAIROKU:AYAKASHIMORI』というゲームは、筋が一本通った硬派な乙女ゲームである。
・どの事件でも「サクラタニをひっかき回しているのが人間」という描写が良かった。
・季尭が「怖いのは妖よりも人」と語っていたように、いつだって事態を深刻にするのはヒトという皮肉なんだろう。
・湫√ではそれが逆転してるのが面白い。湫は、まあ、ほら、ダイロクの異端児だから…。

 

 

 

 

これにて、『DAIROKU:AYAKASHIMORI』のゲーム本編のレビューは終了。

レビュー自体は終わっても、公式で動きがあるたびに何か叫ぶと思います。

 

だって、私はいまや立派なダイロククラスタ。

 

個人的2020年サブカルランキングの首位は、ダイロクくんに決定。

ああ、心から楽しめるゲームに巡り合えて本当に幸せです。

 

 

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評価 (★:1点、5点満点)

 

 シナリオ        ★★★★☆

 キャラクター     ★★★★★

 システム面      ★★★★☆

 グラフィック      ★★★★☆

 音楽          ★★★★★

 制作陣のこだわり  ★★★★★★★★★★(上限突破)

 総合          ★★★★★

 

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