――― ウチのお()んは変わり者!? ―――

 

 

 

とある人によれば――

小学校時代の記憶では……

 

 

 

基本的に――

 

 

カルピスは濃かった

 

 

というか……

 

 

コクというか

まろやかさのようなものがあった

 

 

という……

 

 

 

逆に――

 

 

コーラスは薄かった(←カルピスと比べて)

良く言えば爽やかさがあった

 

 

という……

 

 

 

つまり?

 

 

 

頑張れば?

 

 

カルピスの味コーラスの味近づけることはできたが逆に

コーラスの味カルピスの味近づけることはできなかった

 

 

のだそう?

 

 

 

だから?

 

 

 ウチのお母んが作るカルピスは薄くておいしくなかった

 近所のウチで出してもらったカルピスの方が濃くておいしかった

 (拙筆「カルピスウォーター初めて飲んでみた」)

 

 

ということになっていた?

 

 

 

どういうことかというと――

 

 

カルピスの味コーラスの味近づけようとした

 

 

ものの……

 

 

 

うまくいかず――

 

 

 ウチのお母んが作るカルピスは薄くておいしくなかった

 

 

こうなっていた……

 

 

のではないか?

 

 

とのこと……

 

 

 

つまり――

 

 

ウチのお()んは

カルピス()うてきて

コーラスの味に近づけてた

 

 

ということ……

 

 

 

でも?

 

 

 

それって?

 

 

カルピス買う意味ないじゃん?

 

 

なんなんでしょ?

 

 

 

だから!

 

 

ウチのお母んは変わり者

 

 

と!

 

 

とある人

 

 

言うてました!

 

 

 

※【おことわり】当時の味について記しています。現在の味とは一切関係ありませ

 ん。また,とある人によれば,森永コーラスも,カルピス同様,薄めすぎなけれ

 ば,美味しくいただけたそうです(=「特に不満は無かった」)。

 

 

 

【参考】1919年7月〝カルピス〟発売

 

・「カルピス®の歴史」《カルピス®の想いと歩み》アサヒ飲料株式会社。※1919年

  7月の項に「酸乳をベースにしたわが国初めての乳酸菌飲料「カルピス」を発売」

 あり

 

 

 

【参考】1927年〝森永コーラス〟発売

 

・「森永コーラスウォーター ピーチ 9月2日より発売」《ニュースリリース》森永

 乳業株式会社2008年8月22日。※「≪森永コーラスウォーター(森永コーラス)の

 歴史≫」あり,1927年の項に「瓶入りの希釈タイプ「森永コーラス」を発売。」あ

 り