―――  タバコのポイ捨てガムの吐き捨てが当たり前だった時代 ―――

 

 

 

ウチらの学校の場合――

 

遠足と言えば山遠足≒山

 

だったが……

 

 

 

学年により――

 

山登り低学年)観光バス使用

山歩き中学年) 鉄道使用  行って帰ってくるタイプの山歩き

山歩き高学年) 鉄道使用  行ったきりタイプの山歩き

 

ということになっていた……

 

 

 

そして――

 

なぜか?

 

学年に関係なく……

 

おやつ代は300

 

と上限額が決められていた……

 

 

 

で――

 

大規模小売店

コンビニコンビニエンスストアの略

 

で買えた最低価格の〝おやつ〟と言えば……

 

ガム50

 

だったはずなのだが……

 

 

 

なぜか――

遠足のおやつ

ガム禁止

だった……

 

 

 

当時――

 

大規模小売店

コンビニコンビニエンスストアの略

 

では……

 

駄菓子

 

売ってませんでした……

 

 

そう!

 

 

駄菓子屋がどんどん消えて行ってから

大規模小売店

コンビニ

で売られるようになっていったのです

 

 

 

というわけで――

大規模小売店

コンビニ

で売られていた……

 

当時の〝おやつ〟の最低価格は――

ガム50

だったはず……

 

 

でも?

 

 

どういうわけか

ガム禁止【遠足のおやつ】

となっていた

 

 

 

まぁ――

まだ当時は……

 

マナーが確立されていなかった時代

 

だったせいかも……

(拙筆「ガム禁止【遠足のおやつ】」)

 

 

 

当時は――

 

タバコのポイ捨て

ガムの吐き捨て

 

みんな〝ふつうに〟やってた時代……

 

 

 

また――

 

嫌煙権

副流煙

 

なんて言葉は無かったし……

 

喫煙席

禁煙席

 

なんて物も無かった上に……

 

 

 

乗合バス・通勤型電車の場合

さすがに車内はムリだったが

 

停留所・駅ではタバコを吸えた

 

必ず灰皿があった

 

 

 

また

観光バス・観光列車等

ならば

 

車内でもタバコを吸えた

 

といったように……

ほぼほぼどこででもタバコが吸えた時代……

 

会議室

喫茶店

飲食店

病院の待合室

学校の職員室

ゲームセンター

 

などなど……

あらゆるところに灰皿があったし……

灰皿を要求すれば灰皿を出したくれた時代……

 

 

 

珍しかった〝店内禁煙

 

 

 

そんじょそこらに

ポイ捨てされたタバコ

吐き捨てられたガム

が落ちていた時代

 

 

ホント

嫌な時代

でした

 

 

赤ちゃんやこどもが居ようが居まいが

そんなこと知ったことかと言わんばかりに

どこででもタバコが吸えていた時代

 

 

というわけで――

タバコのポイ捨てが当たり前だった時代

となっていた……

 

 

ガムを噛み終わったら(つつ)み紙(銀紙)に(くる)んでくずかご

といったようなマナー向上を促す文言がガムの包装紙に印刷されていた時代

 

 

というわけで――

ガムの吐き捨てが当たり前だった時代

となっていた……

 

 

 

だから――

ガム禁止【遠足のおやつ】

だったのかも……

 

 

 

にしても?

くず()かご()〟(実際に鉄製ではあったが籠を模した物もあった)

時代を感じさせますよね?

 

 

 

昔は――

 

街中に

そこら中に

くずかご

あったんですよ

 

その辺に捨てられるよりまし!

 

ってことで……

 

 

 

今は――

あまりない

ですよね……

 

ゴミ箱

 

昔は――

たくさんあった

のですけれどもね……