ある日、後輩に仕事を引き続いだ
その後、どうもひとりの後輩のことが気になっていた
『この作業が出来なかったら、後輩は今後、苦労するに違いない』
『わからなくて、出来なくて毎日悩み、不安な毎日を送ることになるかもしれない、
そうなったらかわいそうだ』
だから、作業を教える時間を確保して、後輩に教え実践させてみた
出来た
私は『出来たね、良かったね』と声を掛けた
後輩は『出来ました』以上…
えー
『ありがとう』とか、『これで安心です』とか
『時間、作ってくれて実践まで見届けてくれてありがとう』
が、ないんです
『どうしょう、どうしょう、できない』 と、不安がっていた後輩はいったい、なんだったのか
ここから…どう、私の気持ちをコントロールしたか?
まずは、怒り
もう、絶対後輩には教えない困っていたって関係ない
次に、悲しみ
裏切られた感じ
喪失感…
しばらくして、
私には『ホ・オポノポノ』の呪文がある
『この現実を創り出した原因はすべて私の中にあります』
『ごめんなさい。ありがとう』
後輩とのやり取りの現実は、私だけが見えている現実でしかない
感じた感情も私だけが感じたもの
同じ空間にいた同僚は、私が見ている現実とは違う
同僚にしてみれば、引継ぎしてるんだ~くらいの感覚
私だけ?なぜ?怒りが出るの?
私は気が付いた
私は、後輩が喜んでくれると、勝手に期待していた
執着も、していたんだ
だから、裏切られて怒りと悲しみを感じたんだと
そこで私は
この怒りの周波数には居たくない、早く自分軸に戻ろうと
早くゼロの状態に戻ろうと
怒りの周波数から早く抜け出したい
『ありがとう、ありがとう、ありがとう』とただ唱えた
感情を入れずに、呪文のように…
すると、私の潜在意識の中にあった過去の記憶が出てきた
6年前、仕事が覚えられなくて辛かった、不安だった
4年前、できない自分を認めるのが怖かった
あの時の記憶が出てきた
私の中で、この感情が処理出来ないままで、モヤモヤしていたんだ
教えてくれてありがとう
もう、手放そう
私は本当は辛かったんだよね
認めなくてごめんねと自分自身に言った
あっ!
気持ちが前向きになってきた
『ありがとう』
やる気のエネルギーに変わっていった
『ありがとう』『ありがとう』
期待や執着を捨てて
自分の目標に向かって、目の前のことをただ淡々とやるだけ
幸せを感じる理想の自分に戻ってきた