前回 の続き


日常的にそこまで確認していないのだから、試験のときにそんなところを見ているはずがない。「日本で運転してた人なら実技試験は何の心配も要らないよ。」と友人に言われてその気でいたから、この状況にはちょっと焦った。


変に意識しすぎると今度は運転がぎこちなくなってきた。必要以上にミラーを確認したりして、完全にいつもの運転ではなくなってきた。


「なんかやばいかも。」


その後は、状況を正しく説明できたのかどうか分からないが質問には何とか答え、ようやく最終段階。高速道路の走行。これは特別難しいことはないので無難にこなして、AAに戻った。


駐車場に止めた車中で試験官が話し始めた。


さぁ、結果はどうなんだ?


ところが、結果を期待するこちらの気持ちを無視して、また質問攻めが始まった。
「学生か?」 -仕事をしている
「何をしてるんだ?」 -ITエンジニアだ
「この辺もよく運転するのか?」 -会社がこの近くだからよく運転する
「どんな会社だ?」
などなど。


で、会社のことを説明するとちょっと興味を持ったみたいで更に細かいことを聞いてくる。そして、なぜかだんだん愛想が良くなってきた。
しまいには、「君は運転が上手だったよ。日本では何年運転してたの?」などと友好的なことまで言い出した。


なんとも居心地の悪い時間だった。


ま、結果的に合格して、無事免許を取得できたのでよしとすることにしよう。


NZ免許証



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