7年前の3月3日。

オーディション最終審査での言葉を今も覚えています。

『ちょうど1ヵ月後が私の誕生日です。
新しい歳をこの事務所の一員として迎えたいです。』

3度目の正直で合格した今の事務所。
顔合わせの日はちょうど4月3日でした。

今日は、一個人としてのスタートラインの日であり
役者としてのスタートラインに立った日でもあります。

今年もまたひとつ歳を重ねることができました。


たくさんごはんが食べられること。
頼れて、頼ってくれる友人がいること。
両親が元気なこと。
応援して下さる方がいること。

このお仕事ができていること。


どれだけ幸せなことだろうと思います。
日常を当たり前と思わずに、感謝の気持ちをかみしめて生きていきたいです。


私の声で誰かを元気に!みたいな大それた事は言えません。
好きな事を仕事にさせていただいているありがたさを
ひとつひとつの仕事に真摯に向き合うことでお返しができたらと思います。


言葉にすると薄く軽くなってしまうようで苦しいのですが
私という人間を支えて下さるすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。


この気持ちを少しでもお返しできるよう
今日からの一年も大切に過ごしてまいります。



今年も沢山の出会いと喜びがありますように。

沢山のいただきますとご馳走さまが言えますように!




2019年4月3日

小松 奈生子