とうとう流行りのコロナになってしまった

今まで周りは数多くコロナになってるのに自分だけは間逃れてきたけれど


えぐいほどの咽頭痛

痛み止めも効いてるのか分からない


コロナめ、負けるもんか

私が勝利してみせる

この体は渡さない


5年前の手術した時の痛みと比べたら雲泥の差

これくらいの咽頭痛、

死ぬ気で飲み込めばきっといける


5年前の手術で片方の腎臓を取り、加えて化学療法したから腎機能は低下気味

ほんとだったら強い薬を躊躇無く飲めてたけど...

腎臓いたわらなくっちゃ


死にものぐるいで痛みに耐え峠は過ぎた

コロナに勝った気がした


この体、守りきったぞ‼️


それなのに...

行き場のない気持ちが立ち込める


昔の強い体じゃない現実を思い知った

弱い自分に強さを求めてた自分に気づく


私は何を目指していたんだろう

自分の軸さえ見失いそうだ


コロナは私のメンタルを蝕んでいった


果たして私はコロナに勝ったんだろうか


いや、コロナは初めから勝負なんて挑んでなかった

私が勝手に喧嘩を売ってただけ


そしてコロナは私に自分自身をと向き合う時間を残していった


あんなに酷かった咽頭痛は回復しても

この心の後遺症はまだ続いている






朝から洗濯物を干しに外に出たら

春の匂いがした


どんな匂いか言葉では上手く言えないけれど


新しい季節がきたんだ

またよろしくお願いします


なんだか懐かしくもあり、もの寂しさも感じながら

それでも嬉しい感じもありながら


まだ風は冷たいけれど

マフラーが少し恥ずかしいね




小さい頃、暗闇がとても怖かった

夜中にトイレに目覚めると母を起こし

目を固くつぶって母にしがみつきトイレまで行ってたのを思い出す


見えないものに対する恐怖心


いつしか大人になり暗闇も目を凝らして見れるようになった

目を開けたら目が慣れてきて薄暗くても見えるようになる

見えると恐怖心が和らぐと知ったからだ



小さい頃、すごく高い塀から飛び降りた

痛い思いをすることも知らず

周りも気にせずに   飛べると思ってた


知らないからこそ勢いで飛び込めた


いつしか大人になり知らないことは恥ずかしいと思うようになった

知ってる自分を装いたいと思ってたからだ


周りの評価に拘っている自分に気づいた

周りの評価に振り回されて自分自身がどうしたいのか見失うところだった


彼女は今、暗闇の中だろうか...


私の中の暗闇、時々目を凝らしながら仲良く付き合っていこう


きっと暗闇の中にもこれから生き抜くヒントが隠されてる気がするから