映画「15時17分、パリ行き」というリアリティ | enbref-mignon(アンブレフ-ミニョン)

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ワタシの住む街で、こちらの映画
「15時17分、パリ行き」

映画館での予告編を何回か観ていて、予備知識が
実話(タリス銃乱射事件)という事と、
監督がクリント・イーストウッド
アカデミーでもノミネートされたアメリカン・スナイパー
を観ていて、この作品(アメリカン・スナイパー)を
みたからこそと、引っ張られた感じもあり観ようと
観に行った。

ネタばれなのだけど、ストーリー的には、
2015年に実際にあった、テロ事件。
旅の途中でオランダからパリに向かう列車の中で起きたテロ
その列車、554人襲った無差別テロを
幼なじみの3人の青年が阻止した。
つい、つい最近だよ。2015年ってさ。
あと、その幼なじみの3人の役者は、本人たちが
演じていたこと。
観終わって、あのシーンでどう撮っているんだろうという
フランスのオランド大統領が出てるシーン
合成??合成なの??って・・・やけにそっくり
そこでわかった。実際の映像なんだって
また芝居がホントナチュラルで、当初は役者の人達だと
思った。
ものすごくリアリティがあったし、トラウマとか
乗り越えて現実を見てきたからこその凄味。
ラスト25分は、もう震えてきて涙が止まらなくなって
しまった。
描き方は、彼ら3人の生い立ちから始まる。
どちらかというと、差別だったり、聞き分けが悪かったら
問題児扱いや片親だから子供がこうなると言われてしまったり自暴自棄になったり理不尽さ、人生"こうなりたい"と努力しても報われないってのは、よくある事
まぁ、人生思い通りに、自分の思い通りに進んでる人は
この映画は、全くもって意味もなく何も感じないだろう。
クリスチャンでもあると思うのだけど、所々にキリストの
教えというものも、この映画のメッセージにもなっている
気がする。
シンプルな教えだ。

そういった生い立ちを含めて、デコボコでも乗り越えて
平凡でも、何かささやかな楽しみと仲間と旅に出たり
そんな中、この3人はとんでもない現実に出会ってしまう。
アメリカ兵士2人と普通のビジネスマンの幼なじみが
テロリストに果敢に押さえつけた。
特に、首や指先を切りつけられていたスペンサーは
命がけで血だらけになりながら、犯人を羽交い絞めに
おさえつけて、動かないようにしながらも、一般人が
負傷してた傷口を、助けが来るまで患部を止血してたり
厳しい訓練と知識が効を奏したことが、このテロが最小限
に抑える事ができたのだろうね。

また3人が乗っていなかったら、とんでもない事になっていた
もし、自分が居合わせていたら何にもできないかもしれない。

あと、エンディングロールのあの曲、ええ曲だった~
今や、テロはこれからもあるだろうし、この日本だって
何があるかなんぞわからん。
例えばここ毎日のように、交通事故に遭遇する。
道路が閉鎖されてしまい、迂回する程に大きな事故が多い。
いつも全て"まさか"がいつ起きてもおかしくない時代
こういう映画を観ることで、疑似体験をし創造力を蓄える。
この映画を含め、最近ワタシの住む街では、なかなか
考えさせられる、いい映画を持ってきている。
アカデミー関連も今までは上映されないものが多かったけど、今年はシェイプ・オブ・ウォーター、ウィストン・チャーチル、ペンタゴン・ペーパーズ、いずれも2週間程度ではあるけど思わず、ここで観れるわ~と喜んだ。
ちなみに、アメリカン・スナイパーも実話で戦争と帰還
した後の人たちをテーマとして、たとえ戦争に勝っても
帰還したとしても、心に暗い影を落とし病み、待ち受ける
悲劇の現実を描いた作品。
今回の15時17分、パリ行きは、みんな生きていて
幼馴染の3人も、生きていてよかった。