前回の記事のタイトルしくじった。
「ご報告」だと、もう逝ったのかと勘違いさせちゃうわ。
まだ生きてるから!
なので、タイトル変えました。混乱させてたらごめんなさい。
夕方、主治医から電話があって、
「PCRの結果は陰性でした。」
あ、はい。そんな気はしてました。
「それで今の病状なんですが……」
(゚A゚;)ゴクリ…
「改めて計測した腫瘍マーカーが、月初に比べて急上昇してます。CA19-9は、2万から7万になってます。胸水と腹水も増えてます。」
「2週間前のCTにはなかった肝臓にポツポツと転移があります。このせいで肝臓の値が高値になってます。」
「呼吸困難は、肺のガン性リンパ管症が原因です。」
ガン性リンパ管症ってあれですか?
予後が非常に悪いやつですか。
「そうですね…。貧血も、血小板の赤ちゃんは作られているんですが、作るはしから消費されているかんじです。多分輸血になると思います。どこまで改善するかわかりませんが…」
それは、オプジーボの副作用とは無関係ですか?あと、稀に急な増悪があるとおっしゃられてましたが、そういうことですか?早くないですか?
「副作用にしては早すぎます。急な増悪にしても、オプジーボの影響にしてはあまりにも早いです。ご病気の勢力だと思います。」
アブサイのままで続けてたら避けられた事態だと思われますか?
「いえ、続けていても変わらなかったと思います。特に肺転移に関しては。」
オプジーボはもう出来ませんよね。退院は出来ますか?
「緩和に移るにしろ、一旦退院はしていただくと思います。ただ、今の状態が少しでも落ち着いてからになります。もし体力が戻れば、引き続き抗がん剤も出来ますので。」
がんに対して無治療の状態で、改善することなんてあるんですか?今の状態はがんの勢力なんですよね?
「抗生剤と栄養を投与することで、改善する可能性もあります。」
もし病状変わらなければ、余命はどのくらいですか?
「短いと言わざるを得ないです。」
それは週単位ということですか?月単位?
「今はまだ、なんとも……」
年を越せますか?
「それは…大変厳しいと思います。」
そうですか…。
あまりにも急に悪化して、ちょっと気持ちがついていかないです。
2週間前のCTではそんなに悪くなくて、先週の血液検査でも特に悪化は見られなかったと思ってたので…。
「先週までは、確かにそうでした。それにもし仮にその時点でここまで悪化していたら、オプジーボは始めません。」
こんな急激に悪化することあるんですね…。
「それほどタチの悪いご病気だと言うことです。」
「病状説明で来院お願いすると思いますので、よろしくお願いします。コロナで面会は出来ませんが、病状説明の時には同席していただけますので…」
わかりました。本人は現状知ってますか?
「いえ、まだお伝えしてないです。ご家族同席でご説明します。」
そうですか。なるべく苦痛を取り除いて下さい。よろしくお願いします。
今私、スマホの調子悪くて。
3回くらい通話切れちゃったよ。
主治医から「なんだこいつ…」と思われてないことを祈る。
電話切った後、夫にLINEしてみる。
調子はどう?
寂しいよー。会いたいなぁ。
「今吐き気と下痢と格闘中。」
まさかの汚物ネタで返ってきた。
私の寂しさより下痢が勝ってた。
どうやらヨーグルト食べてみたらしい。
なので、
とりあえず今は食べるの頑張らないで、息するのだけを頑張れ。
と送っときました。
コメントやいいね、ありがとうございます。
ちょっと返事できなくて申し訳ない。
返す言葉が見つからなくてね…でもちゃんと読んでます。
皆さんのお気持ちが夫のご病気の野郎に通じますように。