2000年後半に、うつ病になりました。
2003年に入って、バイトを始めました。
そんなわけで、うつ病によって「どこにも属していない」日々は、二年間あったことになる。ちなみに、うつ病にかかる前は「学生」という職業だったために、「会社員」という職業であったことは今まで一度もない。
そんな「空白(ブランク)」の時になにをしていたかというと、
・家事の手伝い
・犬の散歩
・インターネット
である。
犬の散歩は、犬が「散歩いこうよ! 家にいるのは知ってるんだからねー」とねだるので、体調が悪いとき以外は、午後の散歩として習慣になっていた。田舎で、田んぼが広がっているので、近所の人ともであわないように、その散歩のあぜ道を一時間くらいかけて往復していた。
どこの犬でもそうだと思うが、犬は散歩が大好きだ。
おやつも大好きだ。だから、おやつがわりの「犬用にぼし」と「携帯電話」をポケットに入れて。炎天下でもてくてく歩いた。てくてくてくてく。
明日のことも昨日のことも考えず、想像もせず、望は「希まれ」たり=「希望」も「絶え」たり=「絶望」もされなかった。なぜなら今日のことすら私は考えが及ばなかったからだ。
ただただ、歩く。
てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてくてく てくてくてくてくて てくてくてくてくてく てくてくてくてくてくて くてくてくてくてくてく
家に帰りついたら、珈琲か紅茶か日本茶を用意して、PCに向かう。
この時期は本当にネットばかりやっていて、一日に8時間以上つなげていた。おもにやっていたのは「懸賞応募」。懸賞は以前から好きだったので。あとはどうしてもデジタルカメラが欲しい…!!という熱意いっぱいに。
ただひたすら住所をいれたりクリックしたり。
カタカタカタカタ カチカチカチカチ カタカタカチカチ カタカタカタカタ カタカタカタカチ カチカタカタカタカ タカタカタカタカ タカタカタカタカタ カチカチ
結局デジカメは手に入らなかったけど。
なんであんなにデジカメが欲しかったのか。ひとつくらい自分で手に入れたものを手にしたかったのか。よくわからない。
覚えているのは、そんな生活になんの疑問も不安も抱いていなかったことだ。あのとき「こんなことしていていいのだろうか。これから生きていけるのだろうか」と考えていたら、どうなっただろう。死んだだろうか、死んでないかも知れない。
考えなかった、のではなく、自己防衛だったのだろうか。
あれ以上、自分を追いつめないために。そういうことは考えない。
すごく穏やかな日々であった、ともおもう。もちろん「うつの症状」はでていたが、事件はなかったし、私をおびやかす「急なスケジュール変更」もなかった。私は安心して「なにもしない日々」を過ごすことができたのだ。
そうだな、多分あの頃、私は
なんにもしない、をしてたんだ
2003年に入って、バイトを始めました。
そんなわけで、うつ病によって「どこにも属していない」日々は、二年間あったことになる。ちなみに、うつ病にかかる前は「学生」という職業だったために、「会社員」という職業であったことは今まで一度もない。
そんな「空白(ブランク)」の時になにをしていたかというと、
・家事の手伝い
・犬の散歩
・インターネット
である。
犬の散歩は、犬が「散歩いこうよ! 家にいるのは知ってるんだからねー」とねだるので、体調が悪いとき以外は、午後の散歩として習慣になっていた。田舎で、田んぼが広がっているので、近所の人ともであわないように、その散歩のあぜ道を一時間くらいかけて往復していた。
どこの犬でもそうだと思うが、犬は散歩が大好きだ。
おやつも大好きだ。だから、おやつがわりの「犬用にぼし」と「携帯電話」をポケットに入れて。炎天下でもてくてく歩いた。てくてくてくてく。
明日のことも昨日のことも考えず、想像もせず、望は「希まれ」たり=「希望」も「絶え」たり=「絶望」もされなかった。なぜなら今日のことすら私は考えが及ばなかったからだ。
ただただ、歩く。
てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてく てくてくてくてくてく てくてくてくてくて てくてくてくてくてく てくてくてくてくてくて くてくてくてくてくてく
家に帰りついたら、珈琲か紅茶か日本茶を用意して、PCに向かう。
この時期は本当にネットばかりやっていて、一日に8時間以上つなげていた。おもにやっていたのは「懸賞応募」。懸賞は以前から好きだったので。あとはどうしてもデジタルカメラが欲しい…!!という熱意いっぱいに。
ただひたすら住所をいれたりクリックしたり。
カタカタカタカタ カチカチカチカチ カタカタカチカチ カタカタカタカタ カタカタカタカチ カチカタカタカタカ タカタカタカタカ タカタカタカタカタ カチカチ
結局デジカメは手に入らなかったけど。
なんであんなにデジカメが欲しかったのか。ひとつくらい自分で手に入れたものを手にしたかったのか。よくわからない。
覚えているのは、そんな生活になんの疑問も不安も抱いていなかったことだ。あのとき「こんなことしていていいのだろうか。これから生きていけるのだろうか」と考えていたら、どうなっただろう。死んだだろうか、死んでないかも知れない。
考えなかった、のではなく、自己防衛だったのだろうか。
あれ以上、自分を追いつめないために。そういうことは考えない。
すごく穏やかな日々であった、ともおもう。もちろん「うつの症状」はでていたが、事件はなかったし、私をおびやかす「急なスケジュール変更」もなかった。私は安心して「なにもしない日々」を過ごすことができたのだ。
そうだな、多分あの頃、私は
なんにもしない、をしてたんだ