「女の幸せハラスメント」って、あると思う。 | 世界を旅するラブレター

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「アラサー・独身・彼氏ナシ」現代女性の三重苦を背負ったバックパッカーが、さらに「住所不定・休職」をステータスに加え、世界一周に旅立ちます。

お元気ですか。

 

通販で買ったマイクロファイバーの毛布にくるまって、やさしさを感じとろうとする

ミギー(わたしにやさしいのは羽毛布団とマイクロファイバーの毛布だけ)です。

 

おふとんって最高ですね。

もうおふとんと同化して、そのまま地球に還りたいレベルのやさしさ。

 

どうせ還るならきれいな海の藻屑になりたい。

 

 

誰かと関わってツライ目に遭うくらいなら(遭わせるくらいなら)

ずっとひとりでおふとんに包まって暮らしたいタイプ。

 

元ひきこもりの血がさわぐのか、

チャンスがあれば、すぐにひきこもりたがる拙者です。

(いまはお仕事があるので外に出ますが。ありがとう、お仕事。)

 

そういえば、スノーピークのオフトンシリーズに憧れています。

来世ではキャンプ用にオフトンシリーズを寝袋として買いたいです。

 

 

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さてさて、根暗さを芽吹いたところできょうの話題。

 

さいきんは

セクハラ:セクシャルハラスメントだの

モラハラ:モラルハラスメントだの

スメハラ:スメルハラスメントだの

いろんなハラスメントが言語化の真っ盛りですね。

 

ご存知のとおりハラスメントってのは、

「人を困らせること。いやがらせ」って意味です。

 

いままで名前がついていなかったものの、

こういうハラスメントはむかしから存在していたわけで

なにごとも呼び名がつくと「あー、それだ、それ」となるものです。

 

んで。

 

ここ数年、わたしが思っていたのは

「女の幸せハラスメント」ってのもあるよなーと思うのです。

 

 

男性はどうなのか存じないのですが

ある年齢幅にいる女性たちが言われる・聞かれることは、いつも同じなんですよ。

 

どのステージにいても

「次のステージのほうが幸せ」だと言われ続けるのですよ。

 

独身だと

「彼氏はいないの?」

「かわいいのになんでだろう」

「理想が高いんじゃないの」

 

恋人がいると

「結婚はいつ?」

「どうしてしないの」

「仕事ばかりしてちゃだめよ」

 

結婚すると

「子どもはまだ?」

「子どもはかわいいわよ」

「産むなら早くしないと」

 

(まだいないけど)

一人目が生まれると

「二人目は?」

「ふたり以上のほうが子どものため」

「育てるなら若いほうが楽よ」

 

 

こう言ってくるみなさまに、悪気がないのは知っています。

 

きっと天気の話と同じくらいのあいさつで

能天気に言ってるんだろうなーってことくらいはわかります。

 

てか、悪気がないからこそタチがわるいというかね。

 

 

というのも、それで確実に地味に痛んでる自分がいるんですよね。

ちっちゃーい傷がチマチマついて、こころがザラつく感じ。

 

あまりにもみんなに「早く次のステージに行け」「そのほうが女は幸せだ」と言われるんで、

その道を選ばない(選べない)自分がダメな人間のように思わされるんすよ。

 

世間一般の価値観における幸せは、次のステージにあるんでしょうけれど

それはそうとして自分の「幸せ」ってなんだろうなーと。

 

きっとそれは、誰々の奥さん、誰々のお母さんという生き方以外だけじゃなくて。

(※そういう生き方をしている方々を批判するつもりは一切ないですよ)

 

そんなにたくさんでなくても、気に入った服が着られて

いつもじゃなくても、ときどきおいしいものを食べられて

ツラいこともいっぱいあるけど、お仕事でたまにいいことあって

むかしのようにはいかなくても、友だちとアホなことをして

旅とか、読書とか、スポーツとか、好きなことがちょいちょいできて

自分の道を、自分自身の力で選び取れたら、それが幸せなんじゃないかと思うのです。

 

わたし自身の人生は、長いのか短いのかわかりませんが、

これから先もずっと終わりのときまで続いていくのだから

誰かに言われる「女の幸せ」ではなくて

「自分の選んだ幸せ」をだいじにできるような、そんな生き方でありたいなーと。

 

とはいえ、長年「女の幸せハラスメント」にあってきたもんですから

なかなかそこから外れた生き方を選ぶのは、

まだまだ困難とか葛藤とか誤解もありつつ。

 

自分の人生だから、自分自身がいちばんよく考えてますよ!

だから、あんまり責めてくれるなよ!

他人の人生に口出しする暇あったら、自分の足元よく見たらいいですよ!

 

さいきん独身女から新婚女になって

さらに「女の幸せハラスメント」が増えたと感じる拙者からの

悲痛な叫び(小声)でありました。

 

いつまで続くんでしょうね、「女の幸せハラスメント」。

 

それに負けない強さとやさしさが、ほしいです。

 

ではでは、根暗っぷりがエクスプロージョンした記事ですんませんが

読んでくれてありがとう。またね。

 

 

I’m still alive , and i love u.

 

 

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