スラムに関わるにはどうしたらいい? | 世界を旅するラブレター

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「アラサー・独身・彼氏ナシ」現代女性の三重苦を背負ったバックパッカーが、さらに「住所不定・休職」をステータスに加え、世界一周に旅立ちます。

ハバリガニ?(お元気ですか?)


ブログやTwitterを読んでいると「この人とは気があうだろうな」とか

「…この人は苦手かもしれない」とか思ってしまう

ミギー(140文字でも人柄はにじみ出ると思う派)です。


好きなブロガーさんがいるんですが

どうにも小心者なのでコメントする勇気がなく

いつも遠くからこっそり見ているだけなのです。


Twitterの場合は、

しずかに「お気に入り」に入れるのが精一杯だったりします。

(「お気に入り」をポチることすら、めったにできないのだが…)


文章から伝わる人柄って、案外リアルで会っても

イメージ通りだったりしませんか?


そんなことないですかね?


(自分はどうなんだろうか…

イメージとちがう!と思われてるかもしれないけど…)




そんな話もありつつ。



ケニアにいたときに時間を戻しまして。



11月17日。


この日もキベラについて頭を巡らす。


脳内は、キベラ・スラムへの好奇心でいっぱいだった。


キベラに行きたい、関わりたい。

といっても

その方法はひとつじゃない。



ボランティアとして受け入れてくれるヨーロピアン主催の団体もあったが

せいぜい1ヶ月くらいしかいられない自分にできることはあるのか。


スラムにある「仕事」を「ボランティア」として受けることは

彼らの働く機会をそこねることにならないのかな。


わたしのような外国人旅行者にしかできないことであれば、

それには意味があるんだろうし

せめて医療関係の知識とか、モノ作りの知識とか

そういうのを自分がもっていたら話はちがうんだろうけどな。


どうなんだろう。



そして

スラムを観光で訪れる「スラム・ツーリズム」というものが

いま世界各国で注目を集めつつあるが

それが「教育」なのか「搾取」なのか、

そのあたりも気になるところだった。


当然ながら、スラムには住んでいる人がいるわけだが

観光で来た人は、彼らのくらしを興味本位で覗き込み、写真を撮る。


スラムを訪れることが、観光客にとって「教育」になっているのか。

スラム住民のくらしを切り売りする「搾取」でしかないのか。


スラム・ツーリズムで儲かるのは、一部のスラム住人だけであり

その収益がスラムのために還元されているのか否かは非常に重要なことに思えた。


キベラにも、いくつかのスラムツアー会社があり

それらは検索すれば容易にみつけることができたが

わたしがそのツアーに参加することが

スラムのためになるのかは疑問が残った。




あー!


どういう関わり方をするのがいいのか、ようワカランぞ!



朝から晩までディスプレイとにらめっこして

頭からケムリを出しそうになっていたとき

早川千晶さんのことを思い出した。



早川千晶さんは、

元バックパッカーでナイロビ在住25年のコーディネーター、フリーライターさん。


キベラスラムで孤児、貧困・生活困難児童のための学校「マゴソスクール」や

ミリティーニ村で「ジュンバ・ラ・ワトト(子どもの家)」を運営している方です。


著書「アフリカ日和」は、

早川さんの太陽のような人柄あふれる文章、

そして「これがアフリカか!」という空気が堪能できるのでおすすめです。



アフリカ日和


キベラについて、相談してみよう。

面識もないし、コネもないけど…。


早川さんの文章からは、愛情にも似たあたたかい温度が感じられるし

きっとステキな方にちがいない。


ただのファンみたいな感じで申し訳ないけど…。



そう思って、早川さんのFacebookをのぞいてみる。


この日、ちょうど

「マゴソスクールでのお手伝いに関してのお問い合わせへのお返事です」

という投稿がされていました。

※今後、キベラのマゴソスクールに関わりたいという方のためにリンク置いておきますね。
https://www.facebook.com/notes/%E6%97%A9%E5%B7%9D-%E5%8D%83%E6%99%B6/%E3%83%9E%E3%82%B4%E3%82%BD%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%81%8A%E6%89%8B%E4%BC%9D%E3%81%84%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%BF%94%E4%BA%8B%E3%81%A7%E3%81%99/600625709997216

長年キベラのために尽力してきた早川さんでさえも、

銃を使った強盗未遂に遭ったことがあるほど

キベラは危険なところであり

ただの旅行者が物見遊山でブラブラと鼻水たらしながら

「わーい、スラムだー」と行くようなところではないわけです。


「短期でちょろっとお手伝いしたいです♪」

みたいなお気楽な空間でもないことも重々承知のうえ…


わたしはキベラに対する思いと

「こんなことでお手伝いができます(たぶん)」という自己紹介を

1通のメールにしたためて早川さんに送信。



こんな馬の骨とも知らない旅行者からの暑苦しいメールに

お返事くださるだろうか。



どうか、ご連絡いただけますように…。



ベッドのなかで両手をあわせているあいだに、

またいつのまにか眠ってしまっていた。



どうなる、ケニア旅。



読んでくださりアサンテ、バーダイェ!(ありがとう、またね)



I'm still alive , and i love u.



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