プリヴィエート!(こんにちは)
ところ構わずいちゃつく大量のロシアンカップルを菩薩顔で見守る
ミギー(本当は自分も参加したい)です。
チューしてるカップル、本当に毎分レベルで見かけます。
わたしも、
早くつがいになりたい。
このセリフ「妖怪人間ベム」みたいですね。
そういえば黒髪ロングで化粧濃かった大学時代には
「ベラに似てる」と言われたことがあります。
きっと妖艶って意味ですね、わかります。
オバサー(over thirty)で、独身・彼氏ナシのステータスは
ある意味で妖怪的な扱いを受ける場合あるんで
そんなときは本フレーズを積極的に使っていきたいと思います。
中高生のころは「30こえて独りとかマジでツラいっしょ」とか
イノセント全開な発言を繰り返していたわけで
あのころの自分に会わせる顔がないわけで
早いところジャムおじさんに新しい顔を焼いてほしいわけで。
さて、ロシア滞在も今日で10日目。
先日、念願のボリショイ劇場でオペラを鑑賞してきました。
人生初オペラです。
これがボリショイ劇場。
2012年に改装工事おわってリニューアルしたらしい。モスクワはずっと天気ぐずってます。
実はこれがボリショイ本館で、
わたしがオペラ・バージンを喪失したのは左にチラッと写ってる新館。
大きさは小さくなりますが、ボリショイはボリショイということで。
チケットの値段は、新館だと1,700ルーブル(約5,100円)なんだけど
本館だと10,000ルーブル(約30,000円)するらしい。
※価格は公演や席の種類によって変わります。
※わたしはロシア人の友だちに事前にチケット予約してもらいましたが、
当日席が空いていれば、劇場窓口でもチケット購入可能です。
自分の身の丈にあったチケットを握りしめ、いざボリショイ。
この日の演目はカルメン。
カルメンのストーリーをカンタンに説明すると
【あらすじ】
ジプシーで美女のカルメンは、工場勤務中にケンカして軍隊に捕まるが
監視役の衛兵ホセ(婚約者あり)を誘惑して逃走。
ホセ、逃がした罪で禁固。
禁固が終わったホセが会いにいくと、カルメンは軍隊をやめて私といて、と誘惑。
ホセ、軍隊をやめる。
が、カルメンはすぐ別の男(闘牛士エスカミーニョ)に惚れてラブラブ。
ホセ、復縁をせまる。
カルメンはエスカミーニョに夢中なので、もらった指輪を投げつけて断る。
ホセ、激昂してカルメンを刺し殺す。
【おわり】
わたしが要約すると、カルメンのあばずれ糞ビッチっぷりが際立ちますが他意はないです。
ボリショイ新館はこんな感じ。
2階バルコニーの最前列でした。このあと満席に。人気あるんすね。
で、感想。
フランス語のオペラに、ロシア語の字幕オンリーだったので
細かい部分はワカランかったのですが、
ストーリーを真面目に予習したのが功を奏し、なんとか理解。
歌手とダンサーは容易に見分けがつきます。
ヒント:容姿。ダンサーが異常にうつくしいです。
ホセがカルメンに会いにいき、彼女から渡された花を胸に抱いて
愛を歌うシーンは、見てるこっちが切なさあふれて
思わず涙が流れたほど。バージンにしてオペラの威力をビッシビシに感じまくりです。
ああああぁぁっぁぁっ、わたしも愛を歌いたい。
ちなみにカラオケの十八番は、虎舞竜の「ロード」と、SHAZNAの「Melty Love」。
わたしが熱唱しても誰もタンバリン叩いてくれないし
ひゃっほー!って盛り上がりも皆無で
まるでカラオケBOXがお通夜会場にも感じられる名曲です。
きっと、AKB48とか西野カナさんの曲を歌えば
多少は男ウケが改善されるのでしょうけれど
「会いたくて 会いたくて ふるえる」って歌詞を聞くたびに
「おまえはローターか」と心の中でツッコミ入れちゃう女には無理な話です。
これ以上続けると、手紙が下ネタ絵巻物みたいになりそうなので、
今回はロシアの吉野家的存在「カルトーシュカ」をご紹介しておわかれです。
カルトーシュカの意味はジャガイモ。
ふかしたジャガイモに好きな具をのっけて食べる
ロシアで大人気のファーストフードです。
ベースのジャガイモは250円ほどで、とろけるチーズがかけられています。
それに追加で好きなトッピングをチョイス。
1スクープ150円くらい。
これはソーセージと、カニクリームをのせたもの。
食べ物おいしそうに撮る気が皆無。
どの街でも見かけるチェーン店ですが、値段は各店舗で微妙に異なります。
空港店は1.5倍くらい高かった…。
てなわけで、今回はこの辺で。
I’m still alive , and i love u.
読んでくださり、スパシーバ!
ブログランキングに参加しています。
このバナーを押すと、遠くロシアの地で全身を躍動させてよろこぶ女がいるよ、ってシステム。
にほんブログ村
またあなたに読んでもらえることを願って。
パカー!(またね)