あらすじ
「
台所が好きという天涯孤独の少女と風変わりな青年の家族との同居 生活を描く。吉本ばなな原作の同名小説の映画化で、脚本・ 監督は「愛と平成の色男」の森田芳光、 撮影は同作の仙元誠三がそれぞれ担当。
一人っ子のみかげは、
幼い頃両親を亡くしてから祖母と二人暮らしだった。 その祖母も他界し、 いつしかみかげは台所の冷蔵庫の脇で寝るようになっていた。 台所の好きなみかげにとって、そこが一番落ち着ける場所だった。 一人ぼっちになったみかげは友人の雄一の厚意で、 彼のマンションに引っ越すことになった。 ある晩みかげは雄一の母・絵理子を紹介されるが、 それは女装した父親の姿だった。こうしてみかげと雄一、 絵理子の同居生活が始まった。 絵理子はゲイバーのママで夜は遅く、 雄一も昼夜が逆の生活だったが、みかげには居心地がよかった。 そしてなによりみかげはここの台所が気に入っていた。 ある日料理教室のアシスタントとして働くみかげの元へ、 雄一の恋人・真美が怒鳴り込んできた。 みかげと雄一が同棲していると勘違いしたのだった。 みかげは雄一の家を出、同僚の多美恵とアパート暮らしを始めた。 」 KINENOTE
○Wikipedia
吉本ばななとは
「東京都文京区千駄木出身。批評家・詩人の吉本隆明の次女。姉は
漫画家 のハルノ宵子。姉が絵がうまかったことから「それなら私は文章だ」と思い、五歳くらいから作家になろうと考え [ 1]、小学校4年生の時に処女作『赤い橋』を執筆した[2]。」 Wikipedia
千駄木とは
「東京都文京区千駄木出身。批評家・詩人の吉本隆明の次女。姉は
漫画家 のハルノ宵子。姉が絵がうまかったことから「それなら私は文章だ」と思い、五歳くらいから作家になろうと考え [ 1]、小学校4年生の時に処女作『赤い橋』を執筆した[2]。」 Wikipedia
「千駄木(せんだぎ)は、東京都文京区の町名[5]。
現行行政地名は千駄木一丁目から千駄木五丁目。郵便番号は 113-0022 [3]。東京都都市整備局が2004年に策定した「東京都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」において、千駄木は、
Wi隣接する根津・谷中 (谷根千)などとともに、歴史・文化、多様な都心 居住などの魅力的で個性的な街が存在するエリア、居住機能を中心に既存のストックを活かしながら、 [6]。豊かな都市環境が形成されているエリアとされている kipedia
森田芳光とは
「1981年、若い落語家を主人公とした『の・ようなもの』を、
実家を抵当に入れた借金で製作してデビューした。題名は、3代目 三遊亭金馬 の落語『居酒屋』に出て来る「のようなもの」というフレーズから採られた。続く『シブがき隊 ボーイズ & ガールズ』は、初の大手配給作品ではあるが、予算、期間、 内容とも厳しい枷がはめられたアイドル映画であり、 これをきっちりとやり終えたことでプロの監督としてのスキルと評 価を獲得する。 1983年、松田優作主演の『家族ゲーム』を発表する。
家庭をシニカルに、暴力的に描いた、 1位など同出色のブラックコメディーである。家族全員が長い食卓に、 画面に向かって横一列に並んで座る何とも奇妙な食事場面など、 何気無い日常の風景を非日常的に描写した、 人を食った演出が評判となった。キネマ旬報ベストテン 年の主要映画賞を多く受賞、 一部の高評価にとどまっていた前作から大きく飛躍して、 新世代の鬼才として広く注目を集める。 1984年、丸山健二原作、沢田研二主演の『ときめきに死す』
を経て、薬師丸ひろ子主演の『メイン・テーマ』が大ヒットした。 1985年に、松田優作主演で、夏目漱石『それから』
を映画化した。再びその年の主要映画賞を独占し、 それまでの異色作路線とは異なって格調高い文芸大作であったこと もあり、幅の広さを示して映画界での地位をさらに高めた。 1986年、『それから』から一転、とんねるず主演で広告代理店
を描いたコメディーの怪作『そろばんずく』を発表した。バブル時 代 を色濃く描いた作品となった。1989年に、吉本ばなな原作の『キッチン』を映画化した。
大ベストセラー小説を原作としたにもかかわらず、 [7]。『キッチン』興行的に大敗する。しかしビデオの売り上げは好調で、 隠れた名作として愛されている が興行的に失敗したことについて、「( [7]「修羅場」[8]と後原作がベストセラー小説であるので)あんなに(客が) 入らないと思わなかったよね(笑)」 に回想している。」 Wikipedia
○監督 森田芳光
○特筆スタッフ
原作 吉本ばなな
○出演
○言葉とシーン(感受の畑)
○総評
この映画は面白くなかった。僕は監督の森田芳光は好きだ。
『の・ようなもの』
『家族ゲーム』
『ときめきに死す』
少なくともこの三作は傑作である。
『メイン・テーマ』
『それから』
で確固たる地位を得た。松田優作の怪演も合わせて、
そしてこの『キッチン』で壁にぶつかる。
では、何が駄目かと言うと、森田芳光と原作者の吉本ばななでは、
僕は高校時代、文京区千駄木の、
このキッチンと言う名前が、この映画に撮って不釣り合いだ。
「なお、作中に「キッチン」
という語は結末近くに一度しか登場せず、それ以外の箇所では「 Wikipedia台所」という語が使われている。」
某国での台所は、中々足の踏み込めない女の聖域だった。
最後に、たまたま施設で働いているベトナム人の介助士にこん
Ái Phương
道を愛する
Em thổi cơm, em luộc rau
吹き米、野菜の煮物
Đem thịt kho với cá
肉や魚の煮込みを持ち込む
Em dọn mâm, em gọi lên
トレイを片付けた、電話した
Đến giờ cơm Út nha
ウトの夕食の時間です
Bát ở đây, bát ở kia
ここに茶碗、あそこに茶碗
Bát của ba với má
お父さんとお母さんの茶碗
Bát của em
私の茶碗
Thế là trọn bữa cơm êm đềm
食事全体が平和だったので
Em mời ba, em mời má
お父さんも招待します、お母さんも招待します
Căn nhà tranh mái lá
茅葺き屋根の家
Một thìa canh, hai thìa cơm
米 大さじ1、大さじ2
Thoang thoảng hương khói rơm
藁の煙の匂い
Rồi ăn xong, rồi em kêu
そして食事後に電話しました
Đi ngủ thôi Út ơi
寝よう、ウト
Quạt đưa tay
扇子
Thay ngoại em hát câu ru hời
おばあちゃんの代わりに子守唄を歌います
Út tỉnh giấc, Út ngẩn ngơ
ウトは目を覚まし、ウトは唖然とした
Út hỏi ba với má
ウトはお父さんとお母さんに尋ねました
Má hàng rong, ba ngoài khơi
お母さんは露店商、お父さんは沖合にいる
Ráng đợi thôi Út ơi
ちょっと待ってください、ウト
Em nghỉ ngơi, ra đồng chơi
休んで畑に遊びに行きます
Thơm lừng hương lúa mới
新米の香り
Em cười tươi
明るく微笑んだ
Mơ về một bữa cơm tuyệt vời
素敵な食事の夢を見て
Em mời ba, em mời má
お父さんも招待します、お母さんも招待します
Nắng chiều soi tán lá
午後の日差しが紅葉を照らします
Một thìa đơm, hai thìa chan
ご飯 スプーン1杯、ピューレ スプーン2杯
Thoang thoảng hương khói nhang
お線香の煙の香りを嗅ぐ
Rồi ăn xong, rồi em kêu
そして食事後に電話しました
Đi ngủ thôi Út ơi
寝よう、ウト
Rồi em mơ
それから私は夢を見ました
Em gặp ba má em trên trời
天国で両親に会った
Em tỉnh giấc, qua bụi rơm
ストローから目が覚めた?
Cho gà ăn sáng sớm
早朝に鶏に餌をやる
Em dọn sân, em dọn mâm
私は庭を掃除します、私はトレイを掃除します
Đến giờ cơm Út nha
ユトの夕食の時間です
Bát ở đây, bát ở kia
ここにお椀、あそこにお椀
Bát của ba với má
お父さんとお母さんの丼
Bát của em
私のお椀
Thế là trọn bữa cơm êm đềm
食事全体が平和だったので
Bát thật xinh
お椀は本当に綺麗ですね
Thế là trọn bữa cơm gia đình
それは家族全員の食事です
終わり
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