市民ケーン 1941年 アメリカ🇺🇸

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あらすじ

「当時25歳の若き天才オーソン・ウェルズが製作・監督・脚本・主演を務め、映画史に残る傑作として語り継がれる人間ドラマ。実在の新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルに、ある大富豪の波乱に満ちた一生を、革新的な映像技法とストーリー構成で描き出す。大富豪の新聞王ケーンが「バラのつぼみ」という謎の言葉を残してこの世を去った。その言葉の意味を探るよう調査を命じられたニュース映画の編集者は、ケーンの元妻や事業のパートナーら、生前の彼を知る人々に取材を重ねていく。やがて浮かび上がったのは、すべてを手に入れた男の孤独な生涯だった。1942年・第14アカデミー賞で脚本賞を受賞。」Wikipedia

 

Wikipedia

 

○Wikipedia

 

市民ケーンのリアルなモデルとは

「ウィリアム・ランドルフ・ハースト(英語: William Randolph Hearst1863429 - 1951814)は、カリフォルニア州サンフランシスコまれのアメリカ合衆国実業家新聞発行人。新聞王と呼ばれた。アメリカのメディア・コングロマリットハースト・コーポレーションの創業者。映画『市民ケーンのモデルとしても有名。」Wikipedia

ハーストの豪邸(Hearst Castle)の「Casa del sol

 

「ピーク時には彼はいくつかのラジオ放送局および映画会社に加えて、28の主な新聞および18の雑誌を所有。しかしながら、世界恐慌は彼の財務状態を弱めた。1940頃になると彼は巨大なコミュニケーション帝国のコントロールを失っている。1951年、カリフォルニア州ビバリーヒルズにて死去。彼が築きあげたハースト・コーポレーションは、巨大メディア・コングロマリットとして現在でもニューヨークに本拠を構え事業は続いている。」Wikipedia

 

現在のハーストの遺産

「ハースト コミュニケーションズ(: Hearst Communications, Inc.)は、アメリカ合衆国メディア・コングロマリットである。本社はニューヨーク市にあるハーストタワーに置かれている。創業者のハースト家が今も社主として経営に当たっている。」Wikipedia

「出版ではCOSMOPOLITANSeventeenMarie claireなど著名な雑誌を約200誌、世界中で発行している。

放送業では、傘下のハーストテレビジョンを通じてA&E英語版)、Lifetime英語版)、ESPNなど28の放送局、ケーブル局を所有し、全米視聴者の18%のシェアを獲得している。」Wikipedia

 

監督  オーソン・ウェルズ

 

特筆スタッフ

 

出演

 

言葉とシーン(感受の畑)

 

ニュース

美術館

巨大モニュメント

 

葬儀

新聞王 ケーン

規模 規模

 

枯れた鉱山の権利書

共産主義かファシスト

オペラハウス

 

選挙では二番手

 

大恐慌に痛手

未完の宮殿

 

70

市民ケーン 最後の言葉

バラの蕾

 

サッチャー図書館

閲覧83 から142

 

汚れきった資本家から労働者を守る

60年後に破産

 

人間は意外に記憶している

ケーンは何を望む

 

バーンステイン

クロニクル

20人のライター

 

バラ🌹の蕾

死んでいった者達

エミリー

日毎にとうざかる距離

 

マンハッタンの倉庫に思い出を探しに

 

オペラハウス

リーランド

クビ

 

リーランドの回顧

 

老け化粧

 

ジグソー

ケーンの城

jazz 黒人

エミリー逃げる スーザン

 

ザナドゥ

奇行癖

暴れるケーン

 

遺産

遺品

と言うゴミ

 

バラの🌹

No tress passing

 

総評

僕は、この映画はあまり面白く無かった。この映画はアメリカ人が描く諸行無常である。ああ、アメリカ🇺🇸の資本主義の成功者なら、諸行無常をこう描くんだろうな?と言う映画である。この映画を検索して見ると、大概ぶつかるのが、「当時としては斬新な手法」と言う表現である。そして、「凄い」「凄い」の連発だ。何が凄いのかわからない人に説明しても仕方ないと言う評論家風情もいた。でも、申し訳ないがこの映画は言うほど面白く無いと思った僕である。映画で評価が分かれる時、よく出てくるのが技術論である。どの様に撮られていた、それがその時代には考えられない手法であったと言う。それに拘るならそれで良い。当然その技術が映画の技術を革新したのは認める。でもそれだけでその事を知らない人に映画を嫌いにしないで欲しい。映画は、難しい、ややこしいなどと思わせないで欲しい。何故なら、映画とは知らない人生との出会いであり、それを短時間の映画館やビデオ、動画の中に凝縮する芸術だと僕は思ってる。その時は斬新な技術でも、60年以上経った今は使い古された技術である。知りたいのは、それらの技術が時と共に使い古されたとして、じゃあ、オーソンウエルズが作った映画として今も誰も真似出来ないポイントは何か?である。

映画の評論を見る限り、そう言う記事は見当たらない。市民ケーンが、その時は斬新な撮影技術でも、今は、色々な映画で使われている事は、yahooの投稿などを見て分かった。では、「市民ケーン」の年月を経たオリジナリティとは何であろう?

それは、この映画のモデルになった、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストにあった。僕は、市民ケーンの何が面白くないのか気になって、技術論以外のファクターを考えてみた。上記掲載のWikipediaの引用を見て頂きたい。この新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストは、「市民ケーン」を実際に見る前から本当に怒っていたのである。オーソンウエルズが市民ケーンのモデルにした新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストは、モデルにしたと言うレベルでは無い。正に市民ケーン=新聞王ウイリアム・ランドルフ・ハースト(以下長いのでハースト)である。Wikipediaの記事を見れば、如何に市民ケーンが、見方によっては悪意とも取れる程ハーストの人生を忠実に再現しているのかが分かる。ハーストに取って見れば、謂れなきプライバシーの侵害だ。一体、オーソンウエルズは、何の恨みがハーストにあったのだろうか?

この市民ケーンが世に出た1944年は、ハーストが世界恐慌で財務状態を弱め諸行無常を味わっていた晩年である。彼にとって、「市民ケーン」は、誹謗中傷以外の何者でも無い。弱り目に祟り目だ。未だ生きている人の人生を、何の断りも無く映画にした訳である。そして、その事を前もって知り、ハーストは出来うる限りの妨害工作をした。今の世なら、鉄壁の弁護団を動員し、上映すらさせなかったであろう。それ程、市民ケーンはハーストそのものなのだから仕方がない。フィクションでは無く、ノンフィクションなのだ。

 

アメリカンドリームの諸行無常

「ピーク時には彼はいくつかのラジオ放送局および映画会社に加えて、28の主な新聞および18の雑誌を所有。しかしながら、世界恐慌は彼の財務状態を弱めた。1940頃になると彼は巨大なコミュニケーション帝国のコントロールを失っている。1951年、カリフォルニア州ビバリーヒルズにて死去。」Wikipedia

 

ハーストの露骨な上映妨害

「映画の主人公ケーンは、ハースト・コーポレーションの創業者であるアメリカの新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルにしており、ウェルズらもそれを秘密にして撮影を進めていたが、これを知ったハーストが激怒し、RKOに圧力をかけて上映を妨害する工作を始めた。ハースト系新聞のコラムニストハリウッドも大きな影響力を持つルエラ・パーソンズは、試写を見て「きわめて不快な伝記映画」と酷評し[7]ハースト系新聞は作品だけでなく、ウェルズ本人に対しても「彼の舞台やドラマは共産主義的である」などと書きたてて批判した。ハーストはハリウッドのメジャー・スタジオにも圧力をかけ、ハーストを恐れたMGMルイス・BメイヤーらはRKOに全経費を補償する代わりに全てのネガとプリントを焼却するように薦めており、ハーストの報復を恐れて上映を拒否する映画館も続出した。」Wikipedia

 

「きわめて不快な伝記映画」そう。正にこの評価が、「市民ケーン」のいい意味での正体である。ハースト子飼いのルエラは伝記で有ると認めている。その当時としての斬新な技術を持ってしていつしか、「市民ケーン」はハーストの伝記を乗っ取ったとも言える。其れ程に、映画のモデルとして、ハーストの人生は、オーソンウエルズにとって魅力的と言うことである。そして、「市民ケーン」は、この葛藤の末、現在の評価に至った訳である。

 

アカデミー賞の正体

「ハーストの生涯はオーソン・ウェルズの映画「市民ケーンの中でも描かれている。ハーストはこの映画の製作を察知し、映画が自分とマリオン・デイヴィスを侮辱していると考え、その公開を妨害しようと持てる影響力をすべて行使した(評論家の買収や、劇場への圧力など)。監督のウェルズおよびRKOは、当然、圧力に抵抗したものの上映館数は減少し、当時24のオーソン・ウェルズの経歴にも傷をつけることとなった。多くの評論家が絶賛し、アカデミー9部門ノミネートの有力作品にもかかわらず、受賞は脚本賞の1つのみ。結果、この一連の妨害工作は、アカデミー賞最大の汚点とも呼ばれている。」Wikipedia

 

僕はこれに限らず、全ての映画賞は疑って観ている。自分の評価が全てだ。

 

NO TRESPASSING (立入禁止)オーソンウエルズはハーストのその看板を壊して屋敷の中に入った。そして知った。

如何なる大富豪でも人間である。

如何なる大富豪でも諸行無常である。

如何なる大富豪でも、人生の年限は普通の人と大差が無い。

如何なる大富豪でも、才能が無いものを、才能が有る事には出来ない。

如何なる大富豪でもその財産を、

冥土には持って行けないと言う事だ。

如何なる大富豪でも、その人生が執着する物は、

結局、一握りの薔薇🌹の蕾と言う事だ。

如何なる大富豪でもその薔薇🌹の蕾すら冥土には持って行けないと言う事だ。

 

短歌

 

❺薔薇の花

❼守秘の蕾に

❺知る自由

❼どちらを選ぶ

cosmopolitan

(世界市民)

(市民権)

(市民ケーン)555

 

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