ビルマの竪琴 1956 日本🇯🇵日活

🍅🍅🍅🍅

 

あらすじ

19457月、ビルマ戦線の日本軍は中立国のタイを目指して撤退を続けていた。音楽学校出の井上小隊長は兵士たちに歌を教えていた。水島上等兵はビルマの竪琴を操り、部隊の団結と暗号にも役立てていた。小隊は国境近くの村まで来たところで敵軍に囲まれた。敵を油断させるために小隊は竪琴の伴奏で合唱を続け、武器弾薬を載せた荷車を回収し、戦闘準備を整えた。すると、小隊の『埴生の宿』に合わせて、敵も英語で歌い始めたのだった。ここで小隊は敗戦を知り、武器を置いて投降した。南のムドンに護送されることになったが、付近の三角山で抵抗を続ける日本軍に降伏を勧めるため、水島が隊を離れることになる。水島は懸命に説得するが、日本軍は玉砕を選び、最後の戦闘が始まってしまう。辛うじて一命を取り留めた水島はムドンへ向かう道中、無数の日本兵の死体と出会い、愕然となる。帰国することに心を痛め、日本兵の霊を慰めるために僧となってこの地に留まろうと決意し、白骨を葬って巡礼の旅を続ける。」Wikipedia

 

○Wikipedia

 

竪琴とは

「竪琴(たてごと)は、複数のを上下方向に張り、各弦が固有の音を出す撥弦楽器の総称。

〜中略〜

代表的なものにハープがある。一方でドイツ語で竪琴を意味するLeier、ライアー)があり、リラとハープは弦の張り方が異なるため別の楽器群に分類される[1](弦鳴楽器は全体では楽弓族、リラ族、ハープ族、リュート族、チター族の5つに分類される[1])。

リラ族に属する楽器の場合、弦は共鳴胴から2つの腕で支えられた横棒に張られている[1]これに対してハープ族に属する楽器の場合、弦は共鳴胴からネック(棹)まで斜めに張られている[1]。」Wikipedia

 

 

「サウン・ガウ(saung-gauk)とは、ビルマ(ミャンマ)で用いられる民族楽器。単にサウン(saungとも呼ばれる。現地語で「曲がった琴」を意味しており、ボートのような湾曲した形状に特徴がある。古代インドの影響を受けた楽器とされる。既に、古代の仏教に関するレリーフに描かれており、その後も歴代王朝の宮廷音楽などで用いられた。絹糸で作られた16本の弦を右手で弾き、左手で音階の調整を行う。日本では竹山道の小説『ビルマの竪琴』に登場したことでも知られる。」Wikipedia

 

「箜篌(くご)とは、古代東アジアで使われたハープに似た弦楽器。演奏用の楽器の他、仏教建築を演出するための仕掛けとして使用された。弦楽器であるため八音では「糸」に属する。

〜中略〜

代にインドビルマから伝わった楽器も箜篌と呼ばれ、燕楽の天竺楽で使われた。先端に鳳首の装飾が付いていたので鳳首箜篌(ほうしゅくご)と呼ぶ[2]

〜中略〜

観無量寿経には、浄土では八方から吹く風によって演奏する事無く自ずから鳴る楽器が、仏教の根本原理を説く音を奏で煩悩が起こることを防ぎ、仏法僧の三宝を念ずる気持ちが沸くとある。他の漢訳仏典にも「自ずから鳴る楽器」の霊験に関する記述はしばしば見られる。その楽器はインドではヴィーナーと呼ばれ、漢訳では当時弦楽器の総称だった箜篌が当てられた[9]。」Wikipedia

 

監督 市川

 

特筆スタッフ

 

出演

多分、中井貴一は間違いです。

 

 

言葉とシーン(感受の畑)

 

ビルマの土は赤い

岩もまた赤い

 

竪琴で合図

ビルマ偵察

 

歌を歌うというと立ち上がる住民

騙された風を装う

月夜

 

「三國」の敗戦の弁

 

水島の前に累々たる死体

 

僧侶 水島そっくり

オウム🦜

三角山

 

僧侶水島に三鈷?

 

死ぬる日本兵

全てのアングルが良い

ジャングルのあちこちに日本兵の死体

 

竪琴の弾き方 子供

 

寺に民 イギリス軍 インド軍 日本兵

 

涅槃仏

目から陽光

足の裏

 

総評

さて、今回は「ビルマの竪琴」である。

ビルマの竪琴と言いながら、この作品の原作者、竹山道雄は、ビルマに行った事が無いと言う。映画のビルマでの撮影は、色々と制約が多く、主人公の水島上等兵 - 安井昌二と撮影スタッフしか、ビルマに行けなかったと言う。そして、この作品のモデルがいるのかと言えば、「この物語は空想の産物でありモデルもないが示唆になった話はある」と言う事である。更に更に、「現地の上座部仏教では、出家者(僧侶)は、戒律により音楽演奏は禁じられている。」と言う。その頃の日本と🇯🇵ミャンマーの政治的距離を思えば、仕方がないが、其れにしても良くこの惨憺たる環境で、市川 昆は、これだけの映画を撮ったもんだ。感服する。人間は、前頭葉で想像する生物だとは良く言ったもんだ。コペルニクスだ。

 

この作品のポイントは2点ある。

そのビルマの竪琴である。

何しろ、このビルマの竪琴の音を聴くと、100段の石段を、200300歩で歩く様な気持ちにさせられる。コツコツと弾かれる様だ。自分の肋骨で音を奏でる様な気分だ。厳かな気分にさせられる。あれは一体何なのか?上記のWikipediaの引用が多くなってしまったが、竪琴は仏具のひとつであった様だ。何故上座部仏教のミャンマーで音楽が禁止されているのかわからない。去年ぐらいからインド🇮🇳の古典音楽を聴きながら、掃除や片付けをしていると捗るので、時々聞いている。単純作業であればあるほどこの音が背中を押す。「毎日」と言う生に原動力が伴う。確か、北インド🇮🇳はシタールと言い、南インド🇮🇳はヴィーナと言う名前の弦楽器を使った覚えがある。リンクの動画をご覧下さい。

 

 

不敬罪の某国でも竪琴の演奏を聴いた覚えがあるのだが、あれも仏教では禁止されているのだろうか?そうだとしたら残念だ。確かに以前のイメージは、この様な曲を聴きながら、トムヤムクンとシンハビールを飲むと言うイメージが、僕の人生そのものだった。

 

その戦場で日本人が玉砕するシーンである。

このシーンで水島が遭遇する日本兵の名も無き、国も無き玉砕は、迫力があり、事実以上のリアリティがある。

こういうシーンは、市川崑の得意技だと思っている。

野火』(1959年、大映東京)

黒い十人の女』(1961年、大映東京)

或いは、

太平洋ひとりぼっち』(1963年、日活・石原プロ

に至るまで、主人公がこうした匿名の場所をただひたすら歩き彷徨うシーンは、ただひたすらもがくシーンは、市川崑の得意技だと思っている。このシーンがあってこそ、色々と矛盾は多いが、この作品は人の心を掴んだのだろう。涅槃仏の内側に隠れる水島のシーンは秀逸だ。

 

それだけに、其れ以外のシーンは、意味不明な点も多く、そのあたりの違和感は、Wikipediaの記事で納得がいった。中井貴一のビルマは未だ観ていない。観るのがちょっと怖い。

 

話しは変わるが、僕は某国で散々お寺巡りをして、あの涅槃仏を沢山見た。本当か嘘かわからないが、涅槃仏について2つのポイントを某国人に教わった。

①涅槃仏は殆どが右手で支えながら寝ているが、時々稀に左手の場合もある。これは事実その通りで、写真を添付する。

②涅槃仏の足の裏側が左右平に揃えている場合と、わざと崩れている仏様がある。前者が寝仏で、後者が涅槃仏である。と某国人が言っていた。本当だろうか?みんな僕には嘘をつくので信用出来ない。

ビルマの竪琴に出たと言うビルマの涅槃仏で、投稿は終わる。

シュエターリャウンパゴダの涅槃仏(ミャンマーバゴー

Wikipedia

 

短歌

 

❺観音の

❽吹く風奏でる

❺竪琴の

❼玉砕供養

❽ムドン(無音)に帰依らむ

 

合掌

 

000000

00000

右半身麻痺 健康のブログ
https://ameblo.jp/shujutsu9/
 
○月曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼  「日々の悟り 」🙃🥳😤🤯🤐🤑😭🙏👂🧠
    夜 リブログ


○火曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 「写真部」
    夜  火曜日🎼新たな試み (某国の曲に歌詞を替え歌)


○水曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 不定期投稿
    夜 水曜日 「走る🔜🔆📿走る🕳🏯🚝」
    (このブログのメインページ。右半身の障害者の生活改善を中心に)


○木曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 不定期投稿
    夜 🌞🌎❄️俳句、川柳、詩
    (現在は、大体一度に3つの短期を投稿)


○金曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼「写真部」
    夜 金曜日👨‍👩‍👧‍👧愛
    (極私的自伝、ボーっと生きてきた不敬罪の半生を振り返る。)


○土曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 不定期投稿
    夜 土曜日👺欲望
    (色々な自分の欲望に関するレポート。18禁のつもりは無い。現在は睡眠欲望。)

 
○日曜日

    朝 リブログ 「今日という日」
    昼 「日曜日の懺悔 🙏🤝🗣🧚🏽‍♂️🧚🏼‍♀️🧶👘🌺」
    夜 「知足安分🧘🏻‍♂️⛩☸️🕉🙏」
        倒れる前にやっていた仏教の投稿


○不定期投稿

    ①名も無き人の事件簿 🐚🌚🌝🥪🥮

    今まで遭遇した名も無き役者の記録

    ②詩、歌詞、戯曲 🎼🎭🥁🎻🎪🤹🏻‍♀️🎨
    ③愛を語る第一歩 ♥️💒🎪🧘
        愛と性を赤裸々に語る期待外れのエッセイ
    ④認知症と言う幻 🍌🍓🥞🦴🍬🥂
        老人施設にいる僕が思う健常と障害の幻
    ⑤今日の一言ブログ 🌜🌚🌎💫
        手抜きと呼ばないでください。
    ⑥何故嫌なのか?🦠📮📨🗑
        小泉首相と政治を祝福する憂(郵)歌。
    ⑦分泌物の話 ♿️🚼♨️🧬💉📿
        身体から出る全ての分泌物を学ぶ。

 

右半身麻痺 トマト🍅の映画エッセイ
https://ameblo.jp/migihanshin
 
映画のレビューサイトに見えるが、

実際は極私的エッセイサイト。

その映画が面白くても面白くなくても週一回投稿。

映画体験から得る知識の最大限増幅をお手伝いします。

ネタバレはほぼ無し。

なるべく偏りが無いようにはしているが、

お金を払わなくても観れる名作が主体。

お金を払わなくてはいい映画を観れないと言うのは妄語。

でも面白い時は🤣心から何かしたい。

お金がないので、感動を回向。