今日は、離婚カウンセラーとは全く関係のない話題です。



昨年の暮れの話なのですが、ある日いつものように父親から電話がありました。



そして、いきなり「中国株をやっているのか?」と言うのです。

そんな株なんてやっていないし、その意味が全くわかりません。



仕事の関係でナンバーディスプレイを利用しているので、実家からの電話で間違いないし、声も父親の声です。



それで「何言っているの?」とか「言っている意味が分からない」と言うのですが、耳が遠い父と会話が成立しません。



でも、すぐにその意味がわかりました。

「オレオレ詐欺」でした。

実家にオレオレ詐欺の電話がかかってきたのでした。



中国株で損害を出し、すぐに300万円が必要だと言うのだそうです。

指定された電話番号が私の番号と違うのは、携帯電話やカードの入ったバッグを失くしたからと言ったそうです。



電話を受けたのは母親で、すっかり騙されて、お金を用意しようと考えていたそうです。

でも、父親が、自分でも株をやっていることもあり、私に確認と言うか、意見を言うつもりで私に電話をかけてきて、オレオレ詐欺と分かったのです。



確かに、私が実家に電話をする時は、いつも「オレオレ」と言ってしまうし、過去に役所を辞めた時に、マンション購入のために借りたお金を全額返済しなければならず、退職金では足りなくて父親から借りたことがあり、そんな実績があるので、騙されても仕方のない状況だったかもしれません。



以前から、私が「オレオレ」と言っていたので、「オレオレ詐欺」は、少し心配はしていたのでしたが、でも、「まさか、うちに限って」と、現実に実家の両親のところにかかってくるとは、考えていませんでした。



父も母も、当然「オレオレ詐欺」については知っていましたし、そんな簡単にだまされるはずが無いと思っていたみたいです。

でも、声の違いや電話番号のことよりも、その話の内容に驚かされ混乱してしまうようです。



その混乱は、「オレオレ詐欺」だと分かった後も、しばらく続いていました。

私に「バックは失くしたのか?」と何度も聞くのです。



当然、バッグを失くしたというその話は、詐欺の話の中の嘘なのに、それが、オレオレ詐欺のことと、バッグを失くしたという話とが、区別できないようなのです。



このように文章で説明しても、読まれている皆さんにはよくわからないかもしれませんが、両親はあの電話が「オレオレ詐欺」だと言うことは理解できた。

中国株のことも、現実ではなくうその話だと言うことも理解できた。

でも、なぜか、バッグを失くしたと言う話が、騙すための嘘であることが、なかなか理解できなかったようです。



もちろん、両親とも80歳を超えた年寄りで、頭の回転が遅いこともあるでしょうが、あまりに突然のことで混乱しているために、こんなことになるようです。



今回は、父親が私に電話をしたので騙されずに済みましたが、これからは私が電話をする時は、これまでのように「オレオレ」とは言わず、私から名前を名乗ることにしました。



これを読まれている皆さんも、気を付けてくださいね。

「自分に限って、そんな簡単にだまされるはずが無い」と思いがちですが、何かしらの予防策を講じる必要があるようです。


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