こんな記事がありました。



【「昔の子どもはかわいそう」と思うとき】



これは、日本経済新聞に掲載された記事で、これによると一番多い回答が「土曜日にも学校があったこと」で、続いて「インターネットがなかったこと」や「面白いゲーム機がなかった」「携帯電話がなかった」などが挙げられていました。



確かに土曜日にも学校があったことは、今騒がれている「ゆとり教育の弊害」などがあり、一概には言えないところはありますが、子ども心としてはそのまま受け止められる気がします。



「インターネットがなかったこと」も、あったら便利だしいい面はあるでしょう。



でも、「面白いゲーム機がなかった」「携帯電話がなかった」に関しては、いい面がある半面「どうかなぁ」と言う気がします。



今朝の東京新聞の社説に「ゲーム依存―外遊びの力を見直そう」とあり、2060代の男女5000人を対象にその子ども時代を調べると、子どもの頃に外遊びを多くした人の方が物事への関心や意欲が高く、結果本をよく読み、最終学歴が高く収入も多いと言います。



ただ、そんな事を言っても今の子どもたちにとっては、そんな環境は望めるはずもなく、その社説では、地域住民が運営する「冒険遊び場」を提案しているのですが、そんな今の子どもたちを見ると、逆に、「今の子どもはかわいそう」と思う昔子どもだった大人たちは多いのではないでしょうか。



ゲーム機は無かったけれど、自由に遊べる広場があり、放課後集まって草野球をしたり、原っぱの水路でミジンコ取りをしたり、缶けりや鬼ごっこで暗くなるまで走り回っていました。



私は、生まれも育ちも東京で、下町だったからかもしれませんが、東京にもそんな環境がまだまだありました。



携帯電話があったら、友達との待ち合わせなど色々と便利かもしれません。



好きになったクラスメートの女の子に初めてデートの申込をした時、誘うだけでもドキドキなのに、親が出たらどうしようなんて、色々考えました。



家でかけられなくて、少し離れた場所の公衆電話からかけた時の光景は、今でもはっきりと記憶にあります。



それは、確かに携帯があれば、親が出ることは無いので、その分の不安は無くなるのですが、その分コミュニケーション力が試され、同時に人間関係が濃かったので、コミュニケーション力も備わって行ったとも言えるでしょう。



今は、交際を断るのもメールだったり、プロ野球選手だった新庄さん夫婦は、離婚の話もメールだったそうです。

しかも、友達=メル友で、メル友の数が多いか少ないかで一喜一憂したり、携帯依存と言われるような携帯を手放すことができないとか、それは、どうかと思ってしまいます。



本当の友達って、何かあった時に駆けつけてくれたり、苦しい時に寄り添ってくれるもので、人数ではないし、その関係性にあるのに、簡単にメールの着信拒否で終わらせられるメル友が本当の友達であるのか疑問です。



しかも、そんな人と人との関係を、煩わしいからと避け、楽な道を選びがちですが、それがコミュニケーション力を奪っている一面もあるように感じます。



そんな面が、今頻繁に起こっている児童虐待問題での子育て中の母親の孤立化や、近隣住民の無関心化につながっているのかもしれません。




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