昨日の心理カウンセラー養成講座は、先週に引き続き「認知行動療法」の2回目でした。



昨夜のテーマは、様々な出来事を、外在化(想いや考え、出来事を書きだして明らかにすること)することで、ストレスとそこから起こる感情や身体症状、行動と認知(思考・イメージ)を自ら見つめ、その問題点などが明らかになり、改善方法が見えてくると言うことです。



例えば、「セックスレス」の夫婦の場合を考えてみます。



既に数か月もセックスが無いと不満を抱いている女性は多いと思います。



この時に起こる認知は、

夫は、もう私のことを愛していない

女として魅力が無くなったのかも

浮気をしているかも

私から求めたら、淫乱と言われるかも

セックスをしたいと考えるのは、本当に淫乱なのかも

などと考えてしまいがちです。



そんな時の感情は、「イライラ」や「不安」、そして「憂うつ」な気分になったりします。



身体症状としては、イライラなどの感情から起こる「胃痛」や「頭痛」「便秘」などが起こったりします。



行動としてすることは、お化粧をしてみたり、色っぽい下着に変えてみたりパジャマをネグリジェに変えて、夫の関心を引こうとするポジティブな行動ならばいいのですが、逆に、その不満をそのまま夫に対して、冷たい態度で接したり、言葉で「たまには家事を手伝ってよ!」などと日頃の不満をぶつけたりします。



こんなパターンは、特別なことではなく、どこの夫婦間でも起こり得ることです。



しかし、この認知の中には、想像で考えることで、それが事実であるかどうかが分からないのに、思い込んでしまうことがあります。

これを頭の中だけでしてしまうと、その思い込みに支配され、その考えがいつしか事実として認識されてしまうことがあります。



セックスが無いだけで、愛が無くなったとは言えないかもしれない。

女としての魅力が無くなったとか、浮気を疑うのも事実かどうかは分かりません。

淫乱」と考えるのも、セックスをしたいと考えるのは、普通のことで、それが女性であろうが同じです。

夫がセックスをしたがらないのは、EDなどの別に理由があるかもしれません。



また、もっと重要なのは、ここで起こっている「負のスパイラル」(悪循環)です。



イライラや不満を夫にそのままぶつけることで、良いことはありません。

夫は、更に妻を避けたくなる衝動に駆られるかもしれません。



いつもぶつぶつ小言を言う妻に対して、嫌気が増すことはあっても、優しい気持ちになることはありません。



また、イライラしたりすると、肌が荒れたり、おしゃれをしようなどとポジティブな考えは浮かばなくなり、それこそ女としての魅力が損なわれることがあります。



つまり、セックスレスという現象に対して起こるこれらのことは、このネガティブな認知に支配され、様々な負のスパイラルが起こってしまうのです。



この現象はすぐには変えられない。

しかし、認知は自分で変えることができます。



まず、ネガティブな発想を止めて、

ちょっと色気のある下着を試したらその気になるかな

夫も疲れているのね。美味しい食事でいたわってあげようかな

恋人時代の体形にチャレンジ!

などと、ポジティブな方向に考えてみると、感情も行動も変わってくるはずです。



下着選びもルンルン気分で出来たり、食事を作るのにも張り合いが出て、ダイエットで痩せることができたら、夫に対してだけではなく、友達に褒められたり羨ましがられたり、良いことばかりです。



そんな気持ちが生まれれば、「いつもお仕事ご苦労様」とか、何かにつけて「ありがとう」「嬉しい」などと感情を出すようになり、そこから夫婦関係が改善することも考えられます。



そんなに即効性は無いかもしれませんが、すぐに結果が出なくても、生活自体に張りが出るでしょう。



また、こんな不満のストレスが出た時には、先週紹介したコーピング で対処しましょう。



趣味をしたり、スポーツをしたりして、気を紛らわすと言う姿勢ではなく、それを楽しもうと考えてやるだけで、効果があります。



これらのことは、頭の中でやろうとしても無理があります。

これを外在化するのです。

つまり、書きだして見るのです。



ストレス現象と、そこから起こる認知(考えや想い)、感情(怒りやイライラなど簡単に表現できる言葉)、行動(ストレスが起こった時にした行動)、身体症状(体に起こった不調など)を、紙に書き出して見るのです。



ただ、この認知を自分で認識して書きだすのがなかなか出来ない人がいます。

それは、かなりの練習が必要だったり、専門家に委ねるしかない場合があります。



その場合、ただのカウンセラーと言うだけではなく、認知行動療法をやっていると謳っている所じゃないといけません。

ただ、実際には認知行動療法をやっているところは、まだ少ないかもしれません。



私は、まだ勉強中の身ですが、将来的には、そんなお手伝いができるカウンセラーを目指しています。


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