昨日、心理カウンセラー養成講座の第一回講義があった。



最初に、開講式が行われた。

挨拶に出てきたのは、先日説明会でお話をしてくださった方だ。

理事長だった。

どうりで熱く語るはずだ。

その後、受講生が自己紹介をした。

やはり、みんなそれぞれ熱い思いや志を持って入ってきたことがうかがえる。



開講式が終わり5分の休憩。



いつもの俺なら、さっそくタバコタイムだ。

しかし、その俺はもういない。



トイレに行くと、喫煙コーナーで、先ほどの自己紹介のところで、俺が自己紹介をしている時、しきりにうなずいて、目が合った男性がタバコを吸っていたので、「俺は、禁煙二日目です。」と、話しかけたところ、彼が「離婚カウンセラーとは、珍しいね」ときたので、例の「離婚カウンセラーとは何ぞや」を始めようとしたら、他の受講生が来て話が中断されてしまった。

まあ、2年間あるから、まだ話す機会はたっぷりある。



第一回目の講義は、「カウンセリング概論」。



そもそも、カウンセリングとは、どういうもので、どう生れ、どう発展したのか。

また、アメリカを中心とした外国の現状と、日本でのカウンセリングの歴史と現状などの講義だった。



講師は、筑波大学の名誉教授をされている方だ。

(ブログで、名前を出していいものなのか分からないので、ここでは名前は一応控えさせていただきます。)



先生が話すことを、一つも聞き逃すまいと、こんなに神経を集中させたのは、かなり久しぶりだ。



自己紹介で、「各界の一流講師の方のお話を聞けるだけで、光栄です。」と、何人かの方が話していた。

まさに、教室には、そんな空気が漂っていた。



昨日の講義では、いくつかの発見や気づきがあった。



アメリカで、カウンセリングが生れ発達した。

それは、1900年代初頭のことで、職業指導から始まった。

同じ時期、パリで知能検査の概念が生まれ、その後、第一次大戦などの戦争でこれらが合流し、発達し、第二次大戦後に、復員軍人局の病院に公式な職種を持つことになる。



つまり、アメリカでは、職業指導から生まれたことが、その後の発展にも影響し、精神疾患などの治療的側面だけではなく、企業などで能力を伸ばすための「キャリア発達理論」、会社・学校などの集団での「社会組織心理学」、教育を中心とした「生涯発達心理」など、その活動は多岐にわたっている。



アメリカでは、カウンセリングを受けることは、日本のように特別のことではなく、セレブにとっては、お抱えのカウンセラーを持つことが、一つのステイタスだと言うことを聞いたことがあるが、その理由がここにあるのだろうと思った。



日本では、第二次大戦後、来日したアメリカ教育使節団の勧告に基づき学校改革がされた際に、その一環として、生徒指導や生活指導の問題が取り上げられるようになった。

その後、1964年に文部省が「生徒指導主事」制度を導入し、各都道府県に2名配置されたとのことだ。



いまでは、いじめや登校拒否など教育現場でのスクールカウンセラーの活動や、企業にも産業カウンセラーが広がったが、そこには、アメリカのような能力を伸ばすなどの発達を促す側面は薄く、やはり心の病気の予防・治療的側面の方が強い。

そのせいか、ネガティブなイメージが強く、それが広がりにブレーキをかけている気がする。



先日「藤原紀香 「うつみたいな」初告白」でちょっと触れましたが、NHKで放映された「NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる 」で、紹介されたのはイギリスで、認知行動療法のカウンセラーを今後10000人養成すると言う。

これは、イギリスの上院で経済学者の議員により提案され、承認され実施されている国を挙げて取り組まれている施策だ。



精神疾患により仕事を休む人が増え、それが経済に与える影響の大きさを考え、それを改善することを考慮したものだと言う。



日本では、カウンセリングと言えば、いまだに傾聴と精神分析が主流だ。

多くの養成講座でもそれを唱っている。

だが、欧米では、すでにそれは主流から外され、科学的方法が支持されている。

その代表が、認知行動療法である。



このNCCPの講座では、この認知行動療法をたくさん学べる。

それが、俺がここの講座を選んだ一つの理由でもある。



これからの講義がとても楽しみだ。

学ぶことが、こんなに嬉しかったり、楽しみなのは、どうしてだろう。



こんな思いが学生時代に訪れていたら、もう少し成績も良かっただろうに…。



ちなみに、禁煙続行中。

夕べ、喫煙コーナーで流れてくる煙を少し吸ったけれど・・・・。


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