私は札幌軟石が好きで、街歩きで古い石倉を見つけると写真を撮らせて
もらっています。(下の写真は昨年の6月ですが)
石狩街道沿いにあるこちらも、今年に入って工事が始まり排煙ダクトが
付けられたので、飲食店にでもなるのかな?と思っていたら、9月の末に
離島キッチンとしてオープンしていました。
東京、福岡に次ぐ3番目の店舗だそうです。
気にはなっていたのですが、先日北大の博物館でサメとアザラシに関する市民セミナー
があり、ようやくそれとセットでランチをいただいてきました。
ランチは日替わりで「丼」と「定食」と「鍋定食」があり、それぞれにどこの
島から何をがきっちり書いてあり、さらにはお嬢さんが「ご説明させていた
だきます」と、一部カンペを見ながら説明をしてくれます。
初々しくて一生懸命で良いですねぇ~と、完全にオヤジしていますが
一生懸命な人は応援してあげないとね。オープン間もなく大変でしょうし。
そうそう、写真撮ってもいいですか?へのニッコリの返事も素敵でした。
ちょっと補足をすると、島の色々なものは販売もしていて、この日のランチの
「倉橋島のカキフライ」はパン粉を付けてあげるだけになったものも5個入り
600円で販売されていました。出る時に気付いたので今度買ってみよう。
島のものだから特に低農薬…かどうかはわかりませんが、どの料理も
妙にべた付いたり味付けが濃い事なく、美味しくいただけました。
揚げ物もすっきりした油で、全体にヘルシーと美味しさが両立しています。
島、好きです。北海道の有人島は北方領土を除き、4つとも行きました。
そして、好きな札幌軟石の蔵を内側から見られるので嬉しいです。
見上げる天井も建てられた当時そのままかな?
内装で覆ってしまわず、こうして軟石のツルハシの目が見えて嬉しいです。
古くなって壊される倉もある中、こうして新しい命を吹き込まれる倉があることは
とっても嬉しい事です。
北11条西1丁目