これはもう何というべきでしょうか?
一見普通の卵とじカツ丼の様に見えますが、反対側から見て見ると
オープン海老重?の様にも見えます。
それらを取り巻く天かす?天ぷらの衣?玉ねぎ、ナルト、玉子にノリ。
更にカツの部分を食べ始めると、その下からは味のしみた蕎麦が現れ
ご飯はその下に。
しかも、ご飯茶碗なら二杯半はあろうかと言うボリュームで。
これはもう、誰かの「味の宝石箱」などじゃ無い、「丼界のキメイラ」かも
知れませんねぇ…
察するに蕎麦つゆを入れたフライパンに蕎麦を入れ、天かす?を入れ
その上からカットしたカツと海老を載っけて、卵でとじたモノでしょうか?
入口の品書きには、小さく「どさんこワイド」と入っていました。
聞く所によると以前地元のTV番組で、色々な店に番組とコラボした
オリジナルメニューをお願いして歩き、その時店主が店の賄い飯を
アレンジして作ったものだそうで、訳のわからないネーミングはTV局が
命名したそうですが。
さて、肝心の味ですがこれがなかなかで、ごはんの量以外は問題なし。
(私には多すぎですが、大喜びする人も多い事でしょうね)
甘辛い味付けは大衆食堂の王道ですし、カツも普通に美味しい。
そしてトップとご飯の間の中間管理職(?)蕎麦がいい仕事をしています。
蕎麦つゆが染み込んで、天かす?の衣をまとった味は中々の仕事ぶり。
これで税込700円は安いと思いますよ。
これ、煮込みに強い寿がきやの味噌煮込みうどんの袋麺などを使って
麺つゆ、天かす、前日の残り物のコロッケなどを使って卵とじにして…
休みの日のブランチのヒントになりそう。
このトシになるとそう毎度…とはなりませんが、たまに恋しくなりそうな
味はGoodです。☆
西区二十四軒4条6丁目