
「目にはブルーベリー」というのは、よく知られています。現在行われている日本の研究でも、ブルーベリーに含まれている「アントシアニン」という抗酸化物質が、物を見るときに重要な役割を果たす「ロドプシン」の再合成を促すことが分かってきました。このため、アントシアニンが視力低下を防いでいるのではないかと考えられています。
(詳しくは『眼精疲労・疲れ目にブルーベリーが効果的な理由』をご覧ください)
ブルーベリーサプリメントの成分
ブルーベリーは、そのままのフレッシュな状態のほか、ジャムなどの加工食品で取るのもひとつですが、サプリメントで手軽に摂取することもできます。
ブルーベリーに含まれている「アントシアニン」という成分は身体に蓄積されにくく24時間以内に排出されてしまうので、毎日続けて摂取できるサプリメントはその点においても適していると言えるでしょう。
ブルーベリーサプリメントには、その主成分の「アントシアニン」に「ルテイン」が添加されているものがよくあります。この2種類の成分について解説します。
(1)アントシアニン
アントシアニンはブルーベリーの青紫色を作り出している色素で、ポリフェノールの一種です。フィトケミカルのひとつとしても知られ、視細胞の「ロドプシン」が再合成するのを促す効果があります。
それだけでなく、アントシアニンのもつ強い抗酸化作用によって、老化の原因と言われている「活性酸素」を取り除く働きもあります。
また、このアントシアニンが最も豊富に含まれているのは、「ビルベリー」というブルーベリーの一種で、ヨーロッパでは医薬品として商品化され、高い効果が認められています。
(2)ルテイン
ルテインは緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドの一種で、アントシアニンと同様に強い抗酸化作用があります。しかし、ルテインは体内で作り出せないため、食物やサプリメントから摂取するしかありません。
最近では、ルテインには「光フィルター効果」と言って、紫外線だけでなく、スマートフォンやパソコン、テレビなどから発生するブルーライトを吸収する効果があることもわかってきました。
ブルーライトは視細胞に与えるダメージが大きいのが問題となっています。人間の目はこのブルーライトや紫外線などを浴びることが多く活性酸素が発生しやすい環境にありますが、水晶体や黄斑部に存在するルテインによって、有害な光から発生する活性酸素が取り除かれているのです。
このような「アントシアニン」と「ルテイン」が含まれたブルーベリーサプリメントを継続的に摂取することで、デリケートな目を守りながらも、目の働きをサポートできます。
この記事の監修ドクター

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