東通りから北新地へ
東京銀座が、大阪の北新地。
六本木が宗右衛門町‥。
梅田東通りって言ったら、新宿歌舞伎町って感じかな。
(にしては、だいぶショボイけど
)
Nくんとは、たまに連絡を取り合ったり、クラブで会ったりしていた。
ただ、彼の周りにはいつも女の子が絶える事がなく、私が近くにいても、平気で女の子の腰に手を回したり、仲良く話したりしていた。
自分のモノにならないのが悔しかった。。
そんな時、ベロベロになったN吉がいきなり話始めた。
「俺、最近、女と終わってん~~。フラれてん。慰めて~~~!」
‥。‥‥。‥‥‥。‥‥‥‥‥。
って、女、おったんかい!!!?![]()
プレイボーイの君に、女っ気がないわけがないとは思ってたけど、怖くて聞けなかった。
聞きたくなかった。知りたくなった。。![]()
動揺を隠しつつ、憔悴気味のNくんに尋ねてみた。
「どんな彼女やったん?」
「ん~~~。北新地のおねいさん。俺フラれてん~~~」
なんとも情けない声をしていた。私が知ってる、Nくんの声じゃなかった。
数日後。
気づけば北新地で働いている自分がいた。
負けた気がした。いくらNo.2になっても、所詮東通りの安キャバだ。
悔しかった。いくら頑張っても振り向いてくれない。
彼が惚れたのは、私じゃなく、新地のクラブホステスだった。
好きという感情よりも、完全に依存。。意地。
もう訳がわからなくなっていた。
運良く、高校時代からの友人が、新地のクラブに勤めていた。
(値段設定はラウンジ。セット2.5万ぐらいだったかな?)
200坪ほどのそのお店は、北新地一、大きいお店で、在籍は当時60名ほどいた。
煌びやかな世界だった。![]()
東通りのJJとは比べ物にならないほど、お金のかかった造りで、みんなが眩しく見えた。![]()
しかし、新地のクラブは基本、夜8時から12時まで。
アパレルの販売をしていた私は、早くても8時過ぎにしか仕事が終わらない。
結局、週2回程しか出勤できない上、人数が多いせいで店にも馴染めず、そこに来て昼間の仕事が忙しくなってしまい‥2ヶ月ほどでお店を辞めた。
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