黒:ジン
オレンジ:ジミン
青:グク
僕とジミナヒョンは、砲兵旅団に配置され、18日に赴任した。
最初は、施設の説明があり、砲兵旅団の歴史や役割等について座学があった。最前線を守る。
翌日からは、実際の装備や操作の説明を受けた。
僕たちは、K-55A1という自走砲に乗る。操作はそれほど難しくはない。
実際のK-55A1👆
でも、でもね、旅団に配置になって、たった4日後から、「寒冷期戦術訓練」だって。22日から26日。
寒冷期戦術訓練は、極寒期訓練ともいう。真冬に、暖房無しで生き残る訓練。
ただし、K-55A1にはヒーターがあって、日中の訓練中は暖い。
問題は、夜間。テントで、寝袋で寝む。
実は、ジンが、僕とジミニヒョンに、PX(売店)で、カイロをあらかじめ買っておいてくれた。
酷寒期訓練時には、カイロが売り切れになるらしいので、ジニョンは、冬季に入る前に買ったらしい。
僕とジミニヒョンが出立の準備をしていると、ジンヒョンが台車にカイロを積んで持ってきてくれた。
僕らは、歩きではないので、40キロ超の荷物は全てK55に積む。
K55で1日目の目的地に進む。
暗くなる前にテントを張る。
テントは三人用で、ジミニヒョンともう一人、3人でテントを張る⛺️。
火を焚いても暖房器具を使ってもいけない。
寝袋のみ。
寝袋の下にカイロを敷き詰める。
すごく寒くて、カイロの湯気が凍りそう。
「寒いね、ほんとに。
これは、もしかしたら本当に死ぬんじゃない。」
「死なないで、お願い。」
寒さに震えながら、一晩を越す。寒くて、寒くて。足元にカイロを追加して、やっと眠りにつく。
翌日も、目的地に着くためにK55で移動する。
二晩目も同じように、テント⛺️を張って寝む。
寒い🥶
寝む前に運動をして身体を温めて、それから着替えて、上に重ね着して、寝袋に入る。
3日目には目的地に着く。
京畿道抱川市での合同渡河訓練だ。
半分凍った河をK55で渡る。
この渡河訓練が寒いんだわ🥶。
操縦士と砲塔者は、顔を出して渡河しなくてはならない。半端なく寒い🥶。
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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次の次の青嵐の候、僕らは除隊する。
また会える日を夢見て、、アミ💜。
続く
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画像等、お借りしています。