現実と妄想の狭間
これは妄想で、虚構なので、ご理解の程、よろしくお願いします🤲不快に思われる方は、読まないでくださいね。
青:グク
アメリカロサンゼルスのダンスアカデミーには、パフォの先生と、毎日リュックを背負って通った。
僕がダンス留学したのは、パン代表に「ダンスに感情がこもっていない」と言われたから。
2012年7月から一か月の短期留学だったけれど、僕には収穫があった。
他の練習生の人たちと同じレッスンを受けて、同じ空気の中で同じ物を食べる。人種も様々。
ごっつい男性もいて、殴られたらやばいな、とか思った。恥ずかしがっているひまなんてなかった。身体を動かすことが気持ち良かった。
ヒップホップだけでなく、いろんなダンスをやった。女性的なダンスも。
アメリカは、今では「人種のサラダボール」と呼ばれていて、黒人やヒスパニック、もちろんアジア系の人たちもいた。
その中で、人種やジェンダーに対する今までのなんとなくの偏見がなくなったような気がした。
短期留学中に、同じように留学していた女の子とディズニーデートしたのは内緒だよ。内緒じゃないけど。
とにかく、短期のダンス留学を終えて帰る頃には、最初の頃と違って、僕のダンスはすごく成長したと思っている。
ブラウン:RM
アメリカ短期留学から帰国したジョングクが変わったと感じたのは、俺だけではないだろう。
もともとなんでもできる子だったけど、表現に磨きがかかったというか、キレッキレ。恥ずかしがりの癖もどこへやら。
黄金マンネと言い出したのは俺。ダンスに華がある。歌声に癖がなく心地良い。
彼のお母さんが懐胎中に「雨が降ったところが黄金に変わっていく夢」を見た話を聞いたからでもあるけど。
とにかく、ジョングクは、僕ら練習生の中では一番年下だったけれど、なくてはならない存在だったし、みんなが、マンネと可愛がっていたんだ。
ところが、大変なことが起こる。

