IT業界で働くシステムエンジニアの皆様
ちょっとドキッっとするタイトルです。安田さんの著書のタイトルはいつもインパクトがあります。
30万部売れるためにはタイトルやデザイン、本屋さんでの置き位置等、いろいろと考える必要があります。
経営は、サインなしの盗塁と同じで、チャレンジして成功すればよくやった!と褒められて、だめだったら、ほら、やっぱりダメじゃん、という減点主義です。
10ある内の9はじっと守る時間で、残りの1のチャンスの時間でぐっっと投資してジャンプする必要がある。
この本を読んで、「あーほらね、思ってた通り、そんなお金の使い方してたら民事再生になるよ。」と思うのか、それとも自分の経営に当てはめて何か学ぶのか、に分かれる気がします。
・安田さんは売上を上げるために、まずは社員の給料から増やしていった。
・だけど、社員はその給与になれてしまって、減給したら会社をやめていった。会社の雰囲気も悪くなった。
・福利厚生では、バーを作った、パティシエのケーキも配った。
・社員全員がタクシー通勤できるようにしようと思った。
・5年後には全員年収3,000万を目指そうと思った。
・しかし、新卒コンサルの市場は飽和した。そしてリーマンショックがやってきた。
・売上が半減し、借金が倍増した。
・銀行にリスケをお願いして、何度か認めてもらったが、とうとう金利さえも払えなくなった。
安田さんは、高層ビルにオフィスを構える、受付を作る、といったことにあこがれそれを実現したのは素晴らしい、そして、それがしばらくは維持できた、けれども、それをずっと継続することはできなかった、つまり、それだけではビジネスは続かない、ということを学ばなければならない、ということだと考えます。
有名なるために外見を整え、有名になって、売上が増えた、けれども利益はほとんどなかった。そのうまく行っている時に、社員を育て、次のビジネスを作って、そこにリソースをシフトしていく、そういうアクションが必要だったのかもしれません。
でもでも、そんなことを言うのは簡単ですが、実際にアクションして、実際に売上を上げ、利益を増やすのはすごく難しい、ということも学べます。当然、無策だったわけではないと思うからです。会社は20年も続いていました。
ライブドア、レインズ、フルキャスト、グッドウィル、いずれも当時とは変わってしまいました。それだけ、会社を有名にして、実績を残して、上場して、それを維持するのは本当に困難だ、ということ、なんですね。
自分の経営をどこまでどうするのか、ベンチマークにするには遠すぎますが、でも、参考にできる多くのことがあるのは間違いありません。
また、書きます。
- 私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日/安田 佳生(やすだ よしお)
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