労働時間短縮に対するモチベーションって? | ロマンチックなSEがIT業界を変える。

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アッツワークス株式会社 代表取締役 犬旅コンサルタントのブログです。
IT業界に入って25年。
システムエンジニア(SE)としての日々の活動記録。
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IT業界で働くSEの皆様

皆様ご存知の通りというか毎日体験されている通り、IT業界は慢性的に労働時間が長い業界です。では、何故か。

私が所属している会社でも、組合がここ数年言い続けているのが労働時間の短縮です。一方で、今日び、日本における労働組合への参加率もどんどん低くなってきていて、その影響力も疑問視されています。とにかく、やり方が古いですし、交渉のカードも論理的なものを持っているわけではないところに苛立ちます。

労働時間についても、短くしろ、というばかりで、ではどうやって、というのがない。

IT業界の場合、同じような仕事はひとつとしてなく、オーダメードシステムを作っている限り、どのプロジェクトも初体験なんですよね、だから開発手法やフレームワークを適用してもその効果は100%ではない。

一方で、お客様側からのコスト削減要求はどんどん厳しくなるため、原価も増やせない。

ひとつ大切だと思うことがあるのですが、それは、
  「絶対に予算内(計画原価内)で終わらせる」
という意思が足りないのではないか、ということです。

まあ、赤字システムになったとしても、サラリーマンであれば、きっちり給料はもらえますから、そんなに強いモチベーションにはならないんですよね。そこに問題があると考えています。経営者であれば、そんな悠長なことは言ってられません。

やはり、成果に対する適切な報酬、というのが大切ではないでしょうか。QCDの全てがムリとしても、そのどれかに対する目標を設定し、達成すれば、報酬や地位、次の仕事などでリターンを返す。

そういう明確な仕組みを作らない限り、労働時間の短縮なんてありえないのではないか、と考えています。いかがでしょう。