皆様、毎年、医療費ってどれくらい払っていますか?まあ、健康な人なら、年に1回かぜをひいて、薬代込みで自己負担分2,000円といったところでしょうか。
しかし、現在の日本全体をマクロでみると、全然違います。厚生労働省の発表では、以下のようになっています。
・03年度の国民医療費は02年度比1.9%増の31兆5375億円
(国民所得に占める割合は8.55%)
・65歳以上の医療費は15兆8823億円(全体の50.4%)
・国民1人当たりの医療費は24万7100円
・65歳以上は65万3300円
・65歳未満は15万1500円
財源別でみてみると以下のようになっています。
・保険料分:15兆8225億円(50.2%)
・公費分:10兆7468億円(34.1%)
・自己負担分4兆9451億円(15.7%)
結局、保険料ではまかないきれずに、税金が投入されていることがわかります。
また、国民健康保険の滞納率は、36.4%です。(1700億円の赤字)
さらにさらに、「退職者医療制度」という制度があり、簡単に言えば、国保でまかなえない原資を厚生年金から補填しています。それほど、日本の医療費というのは偏りがあるんですよね。
こうやってマクロに数字を見ると、結局、私たちが「サラリーマンとして」稼ぎ出した「売上」は、確実に保険料や公費として医療費に補填されていて、その残ったお金が(収入ではなく)所得として支給されている、という構図が明らかになります。
ふー、もちろん福祉、という観点から見ると必要なお金ですが、いろいろな観点から見て、不公平感というのは否めない気がしています。搾取されるのはサラリーマン(給与所得者)ですね。
早く脱却しませんか。
逆に、医療費削減ビジネス、というのも考えられますね。
医療分野はまだまだIT化の余地はあります。次回以降、考えてみましょう。