カートリッジ、ヘッドシェル、シェルリード線、取り付けネジ、スペーサーの組み合わせ方次第で音が変わってしまうのですから、正解を見つけるのが難しいのです。
アナログリラックス製のシェルリード線に出会い、さらに、KSリマスタ製のシェルリード線に巡り合ってからは、悩みが増えるばかり…
ネット上では『シェルリード線なんかで音が変わることなどない』と言う人もいるようですが、間違いなく変わります。
選択を間違えてしまうのが怖い、とさえ思うようになりました…(苦笑)
迷っていてもしかたないので、思い切ってKSリマスタの柄沢さんにメールで相談してみました。
翌日、ご本人からお電話があり、色々なアドバイスをいただきました。
また、送っていただいたCD-Rを聞いてみて、ボクが目指すべき方向性が見えてきた気がしました。
KSリマスタのラインナップの一部がこちら↓
▲KSリマスタのラインナップ
送っていただいたCD-Rを聴いていくうちに、自分の好みの音が明確になっていくのがわかります。
どうやら、ボクは音楽を楽しむタイプではなく、楽器や音の一つひとつを分けて聴きたいタイプのようです。
KSリマスタのラインナップから、シュアー製 M97XE にKS-LW4500LTDを、オルトフォン製 MC20superⅡ にKS-Stage101EVO.1を組み合わせることに決めました。
ただ、ボクの中では、KS-Stage301EVO.2のスピード感と臨場感がたまらなく好きなのですが、お値段もなかなかの物ですからね…
注文のメールをして、しばらくすると、またもや柄沢さんからお電話がありました。
ボクの好みを伝えていたところ、KS-Stage101EVO.1よりもEVO.2の方がオススメとのことでした。
そんなラインナップもあるのですね。(苦笑)
これで我が家の6つのカートリッジの全てにKSリマスタ製のシェルリード線が取り付けられることになります。
それぞれのカートリッジにそれぞれに明確な個性が加わるわけです。
一枚のアルバムで6人の松田聖子が楽しめるとなると、時間がいくらあっても足りなくなりそうです。