どうもです~。


先日娘のインフルエンザの予防接種に行って来ました。

痛かったようです。腫れてます。

ワタクシも娘が生まれてからは接種するようにしています。

痛いです。腫れます。


でもワタクシが子供の頃って、そんなに痛みが続いたり腫れたりって記憶が無いんですよねぇ。



で調べたところ、今の予防接種は皮下注射といって比較的浅い部分に薬剤を入れていて、それが皮膚のアレルギー反応(副反応)を引き起こして、腫れや痛み、かゆみといった状態を出してしまうようです。

それに比べ深い位置に薬剤を注入する筋肉注射のほうが副反応は少なく、効果も高いようで。

なら筋肉注射で、と思うところですが、過去に筋肉注射で後遺症が多発したことがあり、そのトラウマから皮下注射が主流になっているようです。

このあたりの事情はネットで検索していただければいろいろ出てきますので、興味のある方は調べてみて下さい。


ワタクシはインフルエンザ予防接種が義務化の頃に子供でしたので、毎年接種を受けていました。

でも最近のように腫れが続いたりした記憶が無いので、きっとその頃は筋肉注射だったのでしょうかね。



で、ここから本題。

タイトルにあるように、ワタクシが小さい頃は通称『鉄砲注射』なるもので接種を受けていました。

でも来院された患者さんと予防接種のお話をすると、ほとんどの方が『鉄砲注射』を知らないのです。

あれ~?まぼろし?と思い調べてみました。


注射器 - Wikipedia


まぼろしではなくちゃんと実在してました。

これによると『鉄砲注射』は正式名称を『ハイジェッター』といい、針を使わず圧縮空気で薬剤を注入するという注射器でした。

こんな感じ


上の部分に薬剤が入っていて、グリップ部分からコンプレッサーなどで作られた圧縮空気が送られ、トリガーを引いて接種、という構造なのかな。

ブーン、ピスーーーッ!ってな感じの音でした。

塗装に使うようなエアブラシと構造的には似てますかね。


針を使わないから連続使用出来るだろうし短時間で簡単そうだから大人数の接種には向いていたのでしょう。

でも神経線維の損傷が多発したことから1987年に厚生省から撤収勧告、1994年にはインフルエンザの集団接種自体が廃止となっていたようです。

なので昭和40年代の世代以下の方々は知らないのは当然だったんですね。



なるほどね~。

未だに『鉄砲注射』の作動時の音を覚えているくらいですから、あの頃はあの拳銃のような注射器が脅威だったんでしょうな。

薬剤を変えた直後のほうが痛いんだとか、先端の穴からぶっとい針が飛び出してくるんだとか、いろいろ騒いでたっけ。

でも神経線維損傷とか、かなり怖いリスクがあったのは知りませんでしたねぇ。

幸いワタクシ含め周囲でもそのような話は聞いてなかったので、運が良かったのかな。

より安全な接種をしていただきたいものです。

でも痛くない注射ってないもんですかね・・。

痛いのやだよなぁ・・。









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