こんにちは。
国語専門塾みがく 旭川校校長の尾田です。
夏休みを目前に控え、「みがく」では3週に渡って「読書感想文」の書き方のコツを子ども達に紹介していますよ(^^)
ラストの今回は、作文に落とし込む際のポイントについてです。
1. 出だし
とても大事です！
短く、読んでいる人に続きが読みたくなるような書き出しになるよう工夫してみましょう(^^)
＜例＞
●気持ちがすーっと軽くなった。これがこの本を読んだ最初の感想だ。
●「もっと頑張らないといけないな。」本を閉じて僕は呟いた。
2. あらすじ
読み手に大体のストーリーがわかる程度で良いので、簡潔に書きましょう。
全体像がわかっていると文章は書きやすいです。
逆に、あらすじがかけないということは本の内容を把握していない可能が高いです。
思いつきの読書感想文が多いお子さんには確認してみましょう。
3. 印象に残った場面とその理由
前回のブログでも書きましたが、ここが感想文の柱となります。
印象に残った文を抜き出し、
どういう場面か？
なぜその文が印象に残ったのか？という理由を、自分の体験から（or 自分の考えから）書き出してみましょう。
２つ位準備すると、作文のボリュームも増え、軽く2、3枚はいきますよ(^^)
4. 本を通して学んだこと、気づいたこと
今更ですが、これを書く為には、内容のある本を読まなくてはなりません（笑）
最近はゲームのキャラクターが主人公の本も出たりしていますが、内容が薄く大人でも学んだことが書けない本があります（実際、「みがく」でもいました）。
なので、本の選定はとても大事です。
どんな本がお勧めかについては、「みがく」の坂本先生のブログ記事が大変参考になりますのでこちらをご覧になって参考になって下さい(^^)
5.まとめ
最後の締めです。
これがあると、もう一度頭の中が整理されるので、読み手の満足感もアップします。
また、最後に「○○に興味がある方には、ぜひお勧めしたい一冊です。」の一言があると、本当に人に勧めたくなっちゃいますよね♫
今年の夏が皆様のお子様にとって一味違った夏になりますよ〜に！！
最後までお読み頂き、ありがとうございました(^^)
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