この本には、
「何を食べ、誰が買われ、誰が売られるかを決めたのは一部の人だ」
とあります。
区画をきめ、畑は誰、棉つみは誰、大きな建物で薄荷脳をしぼるのは誰…
と、効率性を求めたお蔭で、豊かな生活にまで発展できたのだと思いますが、そのせいで差別が生まれた……
色々と考えさせられるレディ・デイ(ビリー・ホリデイ)の自伝。
星の数ほどあるジャズの歌詞の中にも、こんなことが多く書かれています。
「行き過ぎたら良い結末でなくなる」と。
行き過ぎてしまったこと…
沢山あります。
逆に、出来ることも沢山あると思わせてくれる一冊でした
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