1月18日

去年の今日、私は手術を受けた。


麻酔受けて寝てれば終わる・・・そんな風に思ってた。

手術は子宮広汎全摘手術。

予定では7時間。出血量は1000mlと聞いていた。


しかし始まってみると癒着がひどくて剥離に2時間以上かかり

総手術時間は9時間半、出血量は1800mlだったという。


麻酔が覚めたら全身の震えと嘔吐がまっていた。

それがおさまって集中室に入ってしばらくしたら

家族がいた。


なんか話しかけてくるんだけどろくに返事もできずにいた。

朝に始まった手術は終わったら夜になっていた。


夜中じゅう足につけられたポンプの音と嘔吐と

ひっきりなしに看護してくれる看護師さんの出入りで眠れなかった。

カーテンの向こうにも手術を受けたであろう人が同じような夜を迎えていた。


朝になって主治医の先生が説明にきてくれた。

夜にも来てくれたんだけど私が朦朧としてたからもう一回来てくれたんだろうね。

「癒着がひどかったけど生理痛、痛かったでしょうね」と言われた。


そしてその日の午後に歩いて部屋まで行かされた。

遭難者のようによろよろでボロボロ。

いつになったら普通の生活できるのかな・・・って不安だった。


でも毎日ちょっとずつできることが増えて行って

こうやって体って治っていくんだ・・・と実感した。


最後に取った臓器の写真を見せてもらって泣いた。

さようならとありがとうとごめんね。

いろんな感情が混じってた。


今年の今日、私は手術を受けてから一年がたつ。

いろんなことがあった一年だったけど

すべてはこの日から始まったのだ。


くしくも今日定期検診だ!

今日も笑って帰ってきたい。


もしよかったら↓ポチっとしてってください

にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへ
にほんブログ村