2010年 12月2日
さてその日はPETであった。
放射線を発する液体に糖分を混ぜたものを注射して
それを画像で読み取るらしい。
ガンというのは糖分を必要とするので
ガンのある部分にその液体が集まってくると画像に映るというシステム。
その日も例の如く絶食で臨む。
ガウンに着替えて2分程の点滴で液を注入!
事前に得た情報ではその後は暗い部屋で孤独に安静にすごすらしい。
本や音楽も禁止で一時間って・・・?
どうぞこちらにと案内された所には
健康ランドのマッサージチェアのようにずらーっと並んだリクライニングシートが。
入口近くにじいさんが一人座ってた。
ちょっと離れて座り毛布をかけられ放置。
まあ、寝るしかねーかと思ってたら
入口のじいさんがイビキかき始めた!!
ただでさえ私は寝つきがわるいのよ!
うるせーなーと思いたまに聞えよがしに咳払いするも
すぐに始まるイビキの雑音・・・
しかし30分ほどしてじいさんは起こされ連行されていった。
安心・・・
ちょっとうとうとしてたら今度は私が連行された。
MRIの時のように横たわり腕を上に上げられた状態で
ベルトで胸元を固定・・・
ううーまたもやこの状態でじっとしてないとだめなのね・・・
あかんねんなーこういう状態。
始まりまーす!の合図でスタート!
今度は轟音なし。
頭の上に「今ここ撮ってんのかなー」な窓みたいなのが見える。
やっぱ耐えられなくてその窓が首を通過したあたりで
頭を動かしまくってしまったわ・・・
時間にして約3~40分かな。
やっと終了。
終ったあとも体内の放射線を撒きちらさないように
暫く一人ぼっちにさせられる。
技師さんがやってきて
「お疲れさまでした。今写真をチェックしてもしずれて映りが悪かったりしたら撮り直しになりますので
少々お待ちください」と。
やべー動きまくってもうたけど・・・
と思ってたら「きれいに撮れてますよー」と言われた。
ついでに「どっかやばそうなとこありますか」と聞こうとしてやめた。
でも心の中は不安でいっぱい。
転移はないと言われたけどそれは骨盤内の臓器であって
遠隔転移がないとは言えない。
それに卵巣の腫れも気になるし。
すっきりせんまま午後の診察でいよいよラスボス=主治医と遭遇だ!
それはまた次号で!!
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