2010年 11月 22日


さて、手術できないかもーと言われてはみたもののやはり不安。

治療を繰り返したあげく治らないまま逝ってしまうのでは・・・

心にそんな疑念が湧いては消し湧いては消し。


この日も診察。

T先生にあえるのかな・・・?


診察よりさきに内診。

いきなり

「こないだ組織採ったんだけどもうちょっと採らせて」

ってうえーーーん!!!


採る瞬間より器具が入ってる事と股関節がもたねーんだよ!!

・・・とは言えず従うのみ。


相変わらずううーううーーうめく私に看護師さんが

「大丈夫ですか!?大丈夫ですか!?」と聞いてくれるが・・・

どうやら3か所採取。


お部屋に戻ると結構重量感のある先生が座ってた。

T先生かしら!?と思って名札を見たら違ってた。

ちょっとーいつになったら会えるのかしら?

おそらくそれぞれ専門があるみたい。

チームって感じ??

じらすやん・・・


「腫瘍患部と、あと膣の方に拡がってきてるものが本当にガンなのかそこも採取しました」って。

それとホルコスコープだっけ?拡大鏡もされたようで

PCの画面に患部の写真がーー!!!


はっ初めてみるわたくしのガン・・・

今までMRIとかでしか見た事ない患部がいまそこに!


ガンってもっとぐちゃぐちゃってしてて黒いイメージがあったけど

そこにあるのは真っ赤な「はれもの」

例えるならクリスマスツリーの赤いオーナメントのような・・・?


それと横の方の壁が赤くただれたようになってる。

それが膣部分のガンなのかどうか・・・?って事らしい。


先生の説明は続く

「今、内診で子宮と筋肉を繋ぐ靭帯にガンが及んでるかどうか、なんですが

違うかもしれないしガンかもしれないし触っただけではわからないんです。

T先生が手術できるとおっしゃったら手術後に検査して判断するんですが

できないという事になれば放射線などで治していくことになるでしょう」


それはつまりいわゆる「子宮傍組織」ってやつでは?

ここにガンがおよんでなければ私はⅡaということになるのだが・・・


すごく丁寧に絵を描いて教えてくれた。

一緒に来てた旦那が聞いた。

「それで治るんですか」


「治りますよ!治らなければこんな(治療うんぬん)話はしなくて

痛みとっていきましょう、な話になりますからね」

「この治療ではⅢ期の方も治ってますから」

「ただしⅠ期であっても命を落とす方もいらっしゃいます。

こればかりは絶対、はないですが」


帰りに予約票を見たら次の診察は12月だった。

PETを受ける事に。

なんかPETというと政治家とか芸能人が受けるものってイメージだったけど・・・

自由診療だと十万くらいかかるけど私は3割負担だ。


それにしてもここの先生方は母いわく

「慣れてる」って感じ。

段々自分が大した事ないような気になってくる。


それにしても主治医の先生に会えるまで長いなー

私たちは彼の事を「ラスボス」と呼び始めた。

ここまでじらすんやからイケメンじゃないと怒るでしかし!!(笑)


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