第32回獅子クイーン~ミカンちぎりのお手伝い~

大山さんのご実家は、ミカン農家。市内から車で約1時間、小高い丘の上に立つと見渡す限りのミカン畑が段々と連なっていました。目の前にあるミカン畑全て大山さんの畑と聞いて、その広さに驚きました。

以前大山さんはご両親から宗教を反対され酷い仕打ちを受けたと聞いてます。祝福後も韓国のお嫁さんということで何度も嫌な思いをされてました。
10年前、氏族メシヤ活動を安永教会のメンバーと出発する中、そのような思いを越えて「為に生きよう、変わりなく」を夫婦で誓って今に至ってます。

みかん畑には種類ごとにデコポン、ネーブル、パールカン、甘夏、スイートスプリングなど幾種類も植えてあり、今からが最盛期を向かえます。
今回は獅子クイーンのメンバー10名がお手伝いに参加、日頃美味しくいただいているミカンの御礼、そして未だ現役で働かれるお父さん(82歳)の手足になりたいとお手伝いしました。


1本の木に数百個のミカンが上から下まで、中の方から外まで、ぎっしりとありました。

太陽の光、海風を浴びているから甘いんですね。そして夏の暑い日にお父さんの代わりに消毒をしておられた大山さんご夫婦、これがなければ美味しいミカンはなりません。「段々畑だし、広いから消毒、手入れ、運ぶのが大変なんです」と、キョンジャさんが説明されました。
そのキョンジャさんもお義母さんと作業してみると「苦労してこられたのだなと。少しでも助けになりたい。」そんな気持ちが毎日自分を畑に押し出しているという風な話をされてました。


私たちは、ちぎるだけのお手伝いでしたが、キョンジャさんの話を聞きながら真の御父母様の路程を思い起こしていました。

慣れないことをするので手に豆ができたり、腕や腰、脇腹が痛くなったり…その大変さも身をもってわかりました。

要領が良くなって、次々とちぎることができ、1本の木が終わる度に達成感と次も頑張るぞ!の気持ちに燃えるメンバーでした。お父さん曰く「やっぱ20本の手は凄か!ホント有難い。」と。

ちぎり終えたミカンのコンテナを道の脇まで運び重ねていく作業は力仕事でした!これまで、お父さんとお母さん二人で今以上の広さのミカンを作ってこられたんだと思うと、ただただ「凄い」。

作業が終わると「今日は、ぐっすり寝られる」と、お父さん。安心された声を聞くことができました。私たちメンバーも「きてよかった!やってよかった!お父さんの笑顔が見られてよかった!」実感しました。



二代王様のみ言を実践し、心豊かにさせてもらえた「ミカンちぎりのお手伝い」大山さんに感謝致します。
アージュ


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