今回義父の死に際して考えられないお父様の勝利を見ました。

17年前、統一教会の信仰を持っていた事ゆえに氏族から大反対、大迫害を受けました。
同居していた嫁ぎ先からは追い出され親族からは「こんな女」と罵られ私の実家にまで押しかけ悪態をつかれました。
当然親族からの交流はなくなり無視されたり人間以下の扱いを受ける有様でした。
しかし、氏族メシヤ教会を出発する時期から積極的に追い出された嫁ぎ先に通う様にしました。
義父は舌癌が悪化して胃ろうすることになりました。
義父だけは私の話を聞いてくれるやがて入会までしてくれました。
そんな中、理解してくれた義父のためにも祝福を受けてから霊界に送ってあげたいと祈っていました。
やがてサンクチュアリ教会に導かれて二代王様のみ言に感動してそのことを義母に伝えたところ意外にも義母が同意してくれ私なりに二代王様のみ言のポイントを伝え続けました。
いつしか、み言を伝えることが楽しみにもなり義母もよく耳を傾ける様になりました。
そうこうするうちに熊本地震をきっかけに食口たちが嫁ぎ先の義母の元で料理やら畑など交流が進んできました。
そういう食口たちの訪問がよほど嬉しかったのか顔みしりになるにつれ、教会の行事も追い出された実家で行うことができました。
やがて実母の聖和があり、その時には教会に足を運び聖和式に参加してくれその送り方にとても良い印象を持った様でした。

この3月18日義父が死去しました。
その数週間前から義母に寄り添いながら霊界のことや死というものについて伝えたり、葬儀屋さんにも一緒に同行して事前打ち合わせをしました。
不思議なことに葬儀までの空白時間が与えられて、これはお父様の導きだと感じて義母に聖和式の話をしました。
すると快く受け入れて息子夫婦を主礼として帰歓式・聖和式を行うことができました。
参加者は少人数の食口だけの集まりでしたが義父がとても喜んでる感じがしました。
義母が義父に語りかけるその言葉に夫婦としての道のりと愛情を感じました。
私の夫も義父にしたら次男にあたりますが「親父、向こうに行ったらうまいもの沢山食べて!」と語りかけてました。
数年間胃ろうのため食事をとることのできなかったお父さんの姿に心痛めていたのでああいう言葉が口をついて出たのでしょう。
私もそういう親子の姿を見ながら愛情を感じで胸がいっぱいになりました。
翌日から一般の葬儀が行われました。
大反対していた親族が次から次に訪れました。
ここ何年も口を聞いたことのない親族もいます。ただ、17年前と大きく違うのは義母の姿です。以前は親族と一緒になって迫害の先頭にいました。
今回は祝福も受け入れてくれ私たちの側にいます。
祝福を受けた息子夫婦たちが其々妻を紹介したり二世となった孫を紹介したり、また娘夫婦も(祝福に向けて夫婦で共に原理を勉強中です)紹介に回ったりしていました。
17年ぶりの親族の交流会は胸温かいものがありました。
17年前の家の空気は憎しみと憎悪に満たされてましたが今回義父の死を中心として集まった家の空気は愛に満ちたものとなっていました。
とても忙しい時間を過ごしましたが、お父様の愛の勝利が連結され私たちの親族を導いてくださったのを感じて感謝にたえません。
お父様ありがとうございました。

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