偶像 偽りの神との戦い
人類最初の過ちは、神様の御言に従うか、それとも天使長のまやかしに従うかという選択を誤ったことです。
このことにより、サタン偽りの神が生じました。その嘘にそそのかされ、その死の支配下に降ったのです。
これが偶像、偽りの神の正体でありスタートでした。
故に律法十戒で、「あなたはわたしのほかに、なにものも神としてはならない。」と偶像を崇めることを厳しく戒められました。
しかし、モーセの時、既に人々はその戒めに叛きます。
全盛期を誇ったソロモン王朝が、衰亡し分裂していったのも、老境に入ったソロモンの犯した偶像崇拝の罪故です。
北朝イスラエルは、たてられた全ての王がこの偶像崇拝の罪から離れることがなかったので、BC722年アッシリアによって滅ぼされてしまいます。
南ユダもイザヤはじめ多くの預言者を送られ、神様から送られた預言者に従順に従った王たちもいましたが、最終的には偶像崇拝の罪から離れることができませんでした。BC586年、バビロン捕囚の憂き目にあいます。
BC538年、ペルシャ王クロスにより、エルサレム帰還と神殿再建の命を受け、彼らユダの人々は帰還事業に着手します。
彼らのリーダーが、総督ネヘミアと祭司エズラです。
エズラはモーセの契約の書律法の書を読み聞かせます。当然モーセ時代と違う言語を使っていたと思われる当時の人々に、翻訳しながら細かく説明したことでしょう。
聞いた人々は、悟りました。先祖の犯した偶像崇拝の罪の故に、民族の苦難があったことを。そして、激しく悔い改めたと聖書は記しています。
この悔い改めから、神殿再建、エルサレムの城壁の建設に取り組み、キリスト、メシアを迎える準備に入りました。
イエス様は、サタンの誘惑に対して、「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである。」と突き放され、「サタンよ、退け。『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」
再臨主 お父様は、ソ連当時のゴルバチョフ大統領に対して、当時のソ連の偶像であったレーニン像、スターリンの像を撤去するように指示をされ、それに大統領は従い、ソ連から偶像が取り去られました。
結局、人類の歴史は、偶像から離れ、真の神様に帰ることです。
八大教材教本の天聖経の最初が、「真の神様」からはじまっていることは、あまりにも素晴らしいお父様からのプレゼントだと思います。

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