進行性のステージ4の乳がんの宣告を受け、最短で抗がん剤の予約をした35歳の私
その後、意気消沈して、ヨタヨタとおぼつかない足取りで、病院を出ていく私、そして母親
私の涙は止まらず、次から次へと溢れていた
そんな私を見て、母親も辛そうにしていた
それでも力強く
「大丈夫!!! 絶対に治すからね!」
「お母さん、たくさん調べるし、ガンを治す方法はたくさんあるんだから!」
一生懸命励ましてくれる母親に
「ぅ…ん…」
と気のない返事をして、フラフラと家路についた
確かに……今まで、とても健康的と言えるような毎日を送っていなかったかもしれない
でもそんなの私だけじゃないのに……なんで私だけ!?
行き場のない感情が沸々と湧き上がってくるのを感じていた
(自覚症状が出る少し前、湘南の海で皆ではしゃいでいた)
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