富士山登山で一番の難所は「高山病」ではないかと思いました。


登頂や下山の際にルートによっては道程がとても厳しい場所もありますけど


「根性!!!」で乗り切れることもしばしばですが


「高山病」はダメでしょうね。


私は今回「高山病」とは無縁で登頂できたのですが、ツアー参加者の中にも


同行のH子も「高山病」にて元祖七合目にてリタイアとなり下山しました。


H子は新七合目あたりから頭痛がひどくなっていたようでしたが


夕食も食べること出来たんです。


夕食後、寝床の暑い部屋なのに「寒い」と悪寒を訴えて眠れないようでした。


私も、寝ようとすると頭痛がひどくなりました。


ガイドさんによると「寝ると呼吸が浅くなるから酸素の取り込みが少なくなるからね」とのこと。


でも寝なきゃしんどいじゃんね?


どんな痛み?と職場で聞かれましたけど、何とも表現しがたい痛みです。


もともと頭痛持ちの私は慣れもあったのかもしれません。


でも寝ようと目をつぶって横になってると目をつぶっているのに「目が回る」ような感覚。


二日酔いの朝のような感覚。


頭をロープでギュギュッと締め付けられたような痛み?偏頭痛?そんな感じ。


ひどい人は吐いちゃいます。




山小屋で一泊した朝、H子は頭痛がひどすぎて下山の道を選びました。


ガイドさん曰く、「高山病は八合目辺りで出易いんですが七合目で出てくるとこの後が大変になる」とのこと。


H子も自信喪失気味で、自分で下山すると選択したのでした。


下山して五合目で再会したときはすっかり元気になってましたけどにひひ


「高山病」とは縁がなく山頂まで行くことのできた私でしたが


下山時に一気に下る為「下山病」になっちゃいました。


ま~これが痛いのなんのって。。。。


帰りのルートが「プリンスルート」足場が悪いし、須走りでは一歩が大きいので


高低差も出るのかしら?


頭ガンガンで、もう歩きたくないよぅって心が折れちゃって泣きそうでした。


五合目に到着しても、まだ頭痛はしてたんだけど


下界まで降りてきたらすっかり治っちゃいましたチョキ