ご訪問ありがとうございます。
OXFORD BOOKWORMSステージ4の 「Black Beauty」YL3.9(3.7~4.0),語数15,400 本文73ページ
2017年12月ごろ読みました。
パソコンが立ちあがるまでの時間読もうと思ったら、一気読みしてしまいました。(どんだけ古いパソコン!?)
「黒馬物語」と訳されているようです。初めてのステージ4でちょっとドキドキしながらでしたが、何とか読むことが出来ました。
1870年代の馬の人生(ってちょっとおかしいですね)は、本当に運だよりだなと思いました。
Black Beautyと名付けられた馬の一人称で書かれています。
「Your father is well known, and your grandfather won the most important race at Newmarket. Your grandmother was quiet and gentle, and you have never seen me kick or bite, have you? 」
と言う母馬の教育を受けて、恵まれた主人の持つ土地の野原ですくすくと成長し、
I was begining to grow handsome. ・・・・・I had one white foot, and a pretty white star on my forehead. 自分でハンサムだって言うんですね。脚が1本白い毛で覆われて、額には綺麗な白い星模様。
そんな彼は、二転三転と諸事情で何度となく売られてしまいます。
貧しくても心優しい主人に出会ったり、Beautyの餌を盗むような馬の飼育係りが担当者だったり、旧知の仲間に偶然出会いその境遇の違いに愕然とし、次に会った時には亡くなっていたり、目まぐるしく変わる環境に、つくづく馬の生涯たるや・・・みたいなことを感じるのです。
最後には、
かつて、若く経験のない馬の飼育係にきちんとした手当てをしてもらえずに殺されそうになるのですが、再びその飼育係と出会い、今度は手厚くcareをしてもらえて、安住の地を得、昔暮らした場所や仲間のことを思いつつ終わるというお話です。
本当に馬なくしては生活出来なかった時代だったんですね。
馬のことを大事な家族と考える人間だけでなく、流行りだからと馬にとっては嫌がる装飾品のようなものをつけさせて自己満足する人間たちも描かれていて、興味深かったです。
火事になる場面もありfire-engineの登場にも二頭の馬が引いてきたとありました。
最後は、幸せに暮らせると知りほっとしました。結構泣けます!
Black Beauty (Oxford Bookworms Library 4)
1,527円
Amazon |
紙の本を、東京丸の内の丸善で ¥810+税で購入しました。